すべての人にベ-シック・インカムを: 基本的人権としての所得保障について
- 現代書館 (2009年4月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (253ページ)
- / ISBN・EAN: 9784768469972
作品紹介・あらすじ
人権を守るための所得保障を!無条件ですべての人に所得を保障するベーシック・インカムの役割を詳解。話題の書『ベーシック・インカム』に続く第2弾。
感想・レビュー・書評
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■一橋大学所在情報(HERMES-catalogへのリンク)
【書籍】
https://opac.lib.hit-u.ac.jp/opac/opac_link/bibid/1000597910
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近年の急激な技術の進歩によって働くことで生きるための労働がロボットやAIが行われつつある現在でベーシック・インカムというすべての人に同じ金額を支給することによって解決しようという考え方である。この図書は様々な視点を得るための図書ではなく、主張に一貫性がありベーシック・インカムが必要になるか深く考えることができる図書である。
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BIという理念と体制についての概要理解向けの本。
サブタイトルの通り、所得保証による基本的人権の尊重がBIの理念の根底にあるという主張。
理論的に書かれており、頷ける部分も多い。
後半ではBIの財源として消費税ただ一つを挙げており、なぜ消費税だけで良いかの原理も説明されている。
しかし(著者も文中で注意している通り)、個人への分配額や運用に際しての税率等、具体的な数字については触れられていない。 -
3分の1社会か。
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経済学者とか政治学者じゃない人が考えたことなんだなぁ と思いましたばっちり 全部まではともかく保育所の費用とか給食費とか払わない といって もめたり徴収に費用をかけたりするんだったらいっそ 無料にすればいいのに とは思う実はね。その分税金が上がっても別にいいやって。
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分類=経済・社会。09年4月。