山形藩 (シリーズ藩物語)

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  • Amazon.co.jp ・本 (206ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784768471104

作品紹介・あらすじ

羽州の雄、最上義光。のち幾度も大名家交替。商都は栄え、地場産業の伝統は今に伝わる。山形水清く、情景豊かにして諸国の商人集う町。紅花は京へ上り、上方商品は山形に下る。譜代大名小さくなれど、町方・在方大いに発展。商業都市の気風、祭食景鋳の見事さに、故郷山形未来に延びる。

感想・レビュー・書評

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  • 流れが分かりやすくまとめてあり読みやすい。

  • 山形藩の変遷をみると、幕初の最上家57万石から幕末の水野家5万石へと石高は10分の1以下となっている。最上氏改易後は譜代大名の移り変わりが激しかった。 小大名であっても大城郭を維持しなくてはいけないというのは興味深いものである。

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著者プロフィール

1930年、山形県大石田町に生まれる。1960年、東北大学大学院文学研究科修士課程修了。現在、山形大学名誉教授。 ※2020年5月現在
【主要編著書】『上杉鷹山』(人物叢書、吉川弘文館、1968年)、『近世河川水運史の研究』(吉川弘文館、1980年)、『山形藩』(シリーズ藩物語、現代書館、2007年)、『明治前期の地域経済と社会』(岩田書院、2015年)

「2020年 『近世最上川水運と西廻航路』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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