安政コロリ流行記: 幕末江戸の感染症と流言

著者 : 仮名垣魯文 篠原進 門脇大 今井秀和 佐々木聡

• 白澤社 (2021年5月11日発売)

作品紹介・あらすじ

幕末に未知の感染症に襲われ多くの死者を出した大都市江戸の混乱と不安を虚実とりまぜて活写した仮名垣魯文の『安政箇労痢流行記』。本書はその原文と現代語訳を収めるとともに、当時、江戸市中で語られた感染症にまつわる流言や怪事件の記録から江戸後期の疫病観を分析した解説を併載。疫病禍に直面した江戸の人々の姿から現代の課題が浮かび上がる。

感想・レビュー・書評

[猫丸(nyancomaru)さんの感想 · 2021年5月5日]

新刊『安政コロリ流行記』刊行 - 白澤社ブログ
https://hakutakusha.hatenablog.com/entry/2021/04/30/160940

安政コロリ流行記 仮名垣 魯文(原著) - 白澤社 | 版元ドットコム
https://www.hanmoto.com/bd/isbn/9784768479858

[University of the Ryukyus Libraryさんの感想 · 2021年10月25日]

【琉球大学附属図書館OPACリンク】
https://opac.lib.u-ryukyu.ac.jp/opc/recordID/catalog.bib/BC07476084

著者プロフィール

文政12（1829）年江戸生れ、1894（明治27）年没。幕末から明治初期に活躍した戯作者、新聞記者。明治期の『西洋道中膝栗毛』、『安愚楽鍋（あぐらなべ）』などが代表作。また、『仮名読新聞』、『いろは新聞』などを創刊・主宰、新聞記者として活躍。

「2021年 『安政コロリ流行記』 で使われていた紹介文から引用しています。」