ねこのオーランドー 毛糸のズボン

  • 好学社
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本棚登録 : 89
感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784769022619

作品紹介・あらすじ

冬の寒い日、うっかり灯油をかぶってしまったオーランドーは、こしから下の毛が全部抜け落ちてしましました。落ち込むオーランドーに、妻のグレイスは体の柄そっくりの毛糸のズボンを編みはじめ、子どもたちもお父さんをなんとか励まそうと奮闘します。夫婦や家族の愛にあふれたお話です。

感想・レビュー・書評

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  • 猫のオーランドーが思わぬアクシデントにより毛糸のズボンが必要になってしまうお話です。そう、誰も悪くないのに、善意の行き違いが、悲しいことになってしまう(大袈裟)。
     オーランドーには家族がいます。手先の器用な素敵な奥さん。かわいい3匹の子供たち。子供達の名前が天才的にかわいい。黒猫はティンクル-黒い毛並みの中でお目々が輝いたようにみえるからかしら-、白猫はブランシュ-まっちろだからね-、極めつけの三毛猫がパンジー!パンジーって三色すみれとか言うもんね!クソかわいい。センスの塊すぎる。もし三毛猫飼ったらパンジーってつけたい。
     オーランドーの手持ちのアルバムにちょっとその写真あって大丈夫?と尋ねたいのがあるのですが、そこの部分は本書では言及されていません。いい感じに流されています。正直その写真捨てちまえよと思う。
     レースやフリルと猫ちゃんの組み合わせが好きなら絵を眺めるだけでもときめきを感じる絵本です

  • 息子7歳12か月
    息子が喜びそうな本を図書館から借りてきて読み聞かせ…最近は息子が一人で読むようになってきて、母はサミシイ。

    〈親〉
    絵が好き ◯
    内容が好き ◯

    〈子〉
    何度も読む(お気に入り) ◯
    ちょうど良いボリューム◯
    その他

    文字も、絵も、ボリュームたっぷり。
    なのに、7歳のこどもが夢中になる。
    いっきに読んだり拾い読みしたり。
    素晴らしい作品。

  • 面白かったです!
    こちらは シリーズものだそうです。
    1938年に『ねこのオーランド』が発表されたのですから、ずいぶんと歴史のある絵本なのですね。

  • オーランドー、相変わらず、いいお父さん。夫婦仲が良いのも素敵。

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著者プロフィール

1898‐2000。イギリス・スコットランド生まれ。大学卒業後、さまざまな職に就いたが、本のカバーや挿絵、ポスター等の仕事をするようになる。1938年、『ねこのオーランドー』(福音館書店)を発表

「2019年 『ねこのオーランドー よるのおでかけ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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