ディズニーランド深層心理研究: 「人をとりこにする秘密」が解き明かされる! (KOU BUSINESS)

著者 :
  • こう書房
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  • Amazon.co.jp ・本 (222ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784769608219

作品紹介・あらすじ

「ディズニー・ミステリー」の謎を解くカギは深層心理にあった!「なぜディズニー(ランド)はこれほどまでに人を魅きつけるのか」をテーマに、50の問いを設定して、独自の解釈で答えを探りました。ディズニーランド人気の秘密は、マーケティングのみごとさだけではなく、人の心に隠されている心理に訴えるやり方をしている、との視点から、目からウロコの富田流ディズニー(ランド)論を展開します。

感想・レビュー・書評

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  • ~2011.12.02読了

  •  「なぜ『ウェスタンリバー鉄道』のトンネルに恐竜が出るのか?」、「なぜゲストは並ばされても喜んでいるのか」、「なぜトイレがあんなにきれいなのか?」という、ゲストから見たディズニーランドの「なぜ」が、「心理学的」に分析され、いかにディズニーランドが人の心を読んで、巧みに計画されているか、ということを説明した本。
     著者は大のディズニー好きらしく、ディズニー嫌いの人が嫌い、という感じが手に取るようにわかる。「近代」と「脱近代」、「生」と「死」、「一神教」と「多神教」などの分かりやすい対立を論点の軸にして、ディズニーの仕組みや現象を解き明かしていっている。急にフロイトの「肛門期」とか「男根期」とか出てきたり、どうも興味本位で論を展開しているようにも思え、学問的には裏付けがあるわけでもなく、疑わしいこと極まりないが、「深層心理研究」という俗っぽいタイトルから想像されるような俗っぽい本だ、と割り切ってしまえば、とても面白い。この本にも書いてあるとおり、これを読めばディズニーランドにまた行きたくなるに違いない。ディズニーランドに行ったことがあり、ある程度アトラクションを知っている人には楽しめる。また、ウォルト・ディズニーの経歴など、これまで知らなかったことも知れて、良かった。(2008/08/24)

  • 論理がハチャメチャ

  • ディズニーランドの徹底したデザイン哲学をもとに逆サイドから「街のディズニー化」を読み解く。すべてのベースになっているのは「サイバーアニミズム」と「サイバネティックス」の2つ。コンピューターを使わず、機械レベルでこの概念を実践した初代ディズニーランドは本当にすごい。

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