石油技術者たちの太平洋戦争 新装版: 戦争は石油に始まり石油に終わった (光人社ノンフィクション文庫 183)
- 潮書房光人新社 (2008年1月1日発売)
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- Amazon.co.jp ・本 (285ページ)
- / ISBN・EAN: 9784769821830
作品紹介・あらすじ
油の供給の豊富なる国は光り栄え、油のなき国は自然に消滅す-。南方に徴用された石油技術者七千人、密林ふかく分け入り、石油を採掘精製して日本へ還送し、太平洋戦争を支えた石油戦士たちの知られざる戦い。石油獲得を企図として実施されたパレンバン落下傘部隊"空の神兵たち"の活躍とともに描く話題作。
感想・レビュー・書評
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新書文庫
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『ぼくらの頭脳の鍛え方』
文庫&新書百冊(立花隆選)109
あの戦争 -
4769821832 285p 1998・1・16
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メモ:南部仏印進駐に伴う石油禁輸措置発効の前に,既に昭和12(1937)あたりから航空ガソリン添加物や製造ノウハウが絞られていたこと.
パレンバン空挺作戦の成功は殆ど僥倖とも言うべきものだったこと.
オランダ側の製油所破壊は不十分であったが,にもかかわらず製油所のフル稼働は既に戦局形勢明らかとなった昭和17(1942)後半までを要したこと.
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