戦艦ミズーリに突入した零戦: 米海軍水兵が撮影した決定的瞬間 (光人社ノンフィクション文庫 670)
- 潮書房光人新社 (2010年12月1日発売)
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感想 : 2件
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- Amazon.co.jp ・本 (318ページ)
- / ISBN・EAN: 9784769826705
感想・レビュー・書評
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著者の丹念な調査に頭が下がりました。
昭和二〇年三月以降、沖縄戦での戦闘経過一覧表の機種に、戦闘機としての零戦の略号「fc0」は殆どなくなり、250kg乃至500kg爆弾を抱えた零戦、いはゆる「爆戦」を表す略号「fcb」が占めるようになつてゐたとか。
この「爆戦」といふ言葉が何を物語つてゐるか。深く重く考へさせられます。考へつづけるべきでせう。
「特攻」についてはさまざまな見方、意見はあるでせうが、それが一面的、一時的なものではありませんやうに。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
一昨年ハワイを訪れた際に、妻を無理やり連れて行った戦艦ミズーリでゼロ戦が衝突した跡と特攻した人の説明がありました。どうやって誰が調べたんだろうとずっと思っていたのがこの本で解決しました。執念ですね!
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