零戦最後の証言―海軍戦闘機と共に生きた男たちの肖像 (光人社NF文庫 671)

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  • Amazon.co.jp ・本 (398ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784769826712

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  • 東2法経図・6F開架:397A/Z3z/1/K

  • 『永遠の0』『大空のサムライ』『祖父たちの零戦』を読んで、マイ・零戦ブームを終わりにしようと思ったのに、パイロット個々の話も読みたくなって…
    あまりにも壮絶すぎて「凄いなぁ」しか単語が出てこない。

  • 文庫として一冊の書籍に収まっているのが不思議に思えるような濃密な一冊。ノンフィクションであることも印象深さの要因ではあるが、実際に零戦に乗り戦争に関わらないとわからないことが生々しく語られているのが、この書籍の持ち味ではないかと思う。

    また、この書籍に書かれている人物は新装前は御存命であった方もいらっしゃったようだが、この新装版発刊時には皆鬼籍に入られてしまったというのだから、なおのことこの書籍で語られた内容が貴重となっている。先人たちの遺言にも似たものになっているというのが胸を打つ。

    出会ってよかったと思える一冊でした。

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著者プロフィール

ノンフィクション作家・写真家。1963年、大阪府生まれ。日本大学芸術学部写真学科卒業後、1986年より講談社「FRIDAY」専属カメラマンを務め、主に事件、政治、経済、スポーツ等の取材報道に従事。1995年、元零戦搭乗員の取材を開始、以後25年の間にインタビューした旧軍人、遺族は500名を超える。1997年からフリー。著書に『零戦の20世紀』(スコラ)、『零戦最後の証言1/2』『零戦隊長宮野善治郎生涯』『零戦隊、発進! 』『撮るライカI/II』(いずれも潮書房光人新社)、『祖父たちの零戦』『証言・零戦』シリーズ全4巻、『零戦~搭乗員たちが見つめた太平洋戦争(NHK取材班と共著)』『図解・カメラの歴史』(いずれも講談社)、『戦士の肖像』『特攻の真意(旧版)』(いずれも文春文庫)、『一生懸命フォトグラファー列伝』(日本写真企画)など。映画やテレビのドキュメンタリー番組の監修も手がける。

「2020年 『特攻の真意』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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