海軍軍令部: 戦争計画を統べる組織と人の在り方 (光人社ノンフィクション文庫 976)
- 潮書房光人新社 (2016年10月1日発売)
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感想 : 2件
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- Amazon.co.jp ・本 (534ページ)
- / ISBN・EAN: 9784769829768
作品紹介・あらすじ
作戦計画は国家最高の機密事項として、少数者で計画すべきであるが、戦争計画となるとそう簡単にはいかない。統帥権独立という制度を悪用せず、衆知を集め、平素から戦争計画を立てていたら、大東亜戦争は避けられたのではないだろうか。兵は国の大事、専門の軍人だけに任せておけるべきものではなかったのである。
感想・レビュー・書評
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海軍軍令部を中心に日本海軍の歴史を追う。
大まかな帝国海軍史という趣きで、タイトルから想像されるような、軍令部とは、というような内容は一部だが、統帥権問題とか、軍令機関はいかにあるべきだったかみたいな話は考えさせられた。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
豊田流に、海軍の歴史を、「その幹部の動き」を軸として総観。西郷従道、山本権兵衛、加藤友三郎などから書き起こす。詳しいのはもちろん太平洋戦争時の流れ。
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