凡将山本五十六 その劇的な生涯を客観的にとらえる (光人社ノンフィクション文庫 1051)

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  • 潮書房光人新社
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  • Amazon.co.jp ・本 (280ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784769830511

感想・レビュー・書評

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  • 真珠湾攻撃の成功をもって名将と考えられがちな山本五十六だが、実際のところは凡将ではないかという説。
    確かに指摘には日米の大砲の命中率の差など単なる山本の毀誉褒貶とは言えない面がある。
    山本を海軍大臣ではなく聯合艦隊司令長官にしてしまった人事、超合理的なものを好み、一回決めると他者の意見を聞かない性格、戦艦も含めてうまく編成すればもっといい戦いができたはずの航空偏重、司令部での振る舞いや愛人、隙だらけでの戦死といったことについて。

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著者プロフィール

大正15年3月、栃木県に生まれる。海軍兵学校74期。海軍少尉。東京大学文学部仏文科卒。戦記著書=「反戦大将井上成美」「烈将山口多聞」(徳間書店)、「勝つ司令部と負ける司令部 東郷平八郎艦隊と山本五十六艦隊」(人物往来社)、「海軍兵学校よもやま物語」「勝負と決断」「政治家辻政信の最後」「元大本営作戦参謀ビジネス戦記」(潮書房光人社)。

「2020年 『海軍人事』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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