- Amazon.co.jp ・本 (229ページ)
- / ISBN・EAN: 9784770041043
作品紹介・あらすじ
縮こまる悪循環から発展する好循環へ。閉塞と混迷の時代は終わり、再び日本は浮上する。国家的危機の今、日本の潜在力を呼び覚ます画期的シナリオ。
感想・レビュー・書評
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ぱらぱらと読む程度。時々興味のある記述。メモ魔らしい
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中川さん……中川さんが亡くなってすぐに読みました。
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この人がもういないのが残念でならない。
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本書を読めば、どれほど国益を追求していた優秀な政治家だったのかがわかる。
あんなくだらないバッシングでマスコミに潰されて、日本は大切な政治家を失ってしまった。
内閣総理大臣中川昭一を見たかった。 -
こっちも読みました。飛翔する襟……じゃなくて日本(笑)
書いてある内容には逐一納得。
政治家の本をいくつか読んでみて、ああこういうこと思いながらやってんだなとあらためて思った。
この人がもう居ないのは惜しいなあ。
反証のために、民主系の人の本も読んでみようと思います。 -
最近亡くなった中川昭一元議員。泥酔会見で有名だが、調べてみると政治家としては大変立派な方だったよう。そのような方の考えを是非知りたいと読んでみた。
内容は、現在日本が直面している問題、またはこれから降りかかるであろう問題について説明している。外交的に日本がどのような存在なのか、そして日本人はどのように振舞えばよいかを示している。
非常に読みやすかった。 -
日本は本当に重要な人を失った。
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「永遠の友も永遠の敵もいない。あるのは永遠の国益だけだ」
国益は安全と繁栄であり、世界に立つ上での前提。これがなければ様々な面で飲み込まれる。同時に正義もまた、合わせるでもなく押し付けるでもなく、重なる所は共有させながら守り続けるもの。
各国の成長は相対的、プラスでも率が低ければポジショニングは下がる。展望の一つは「誇るべき省エネ技術で世界モデルへ」。危機も転じて貢献とビジネス。困難でもやるべき使命と、その転換。そうして国内の人と金を活性化させる。
規模が力となるエネルギー。レアメタルは技術に直結。水利権のバラバラ行政。諸々の資源の確保に、外国訪問等、国家一丸に取り組む姿勢。
世界は善意では動かない。守るべき矜持、やむを得ずと確信犯。相手国の時期とスタンスを見極める。自らも、姿勢も価値も意識的に主張する。そして忘れないことの必要性。
憲法改正、核保有、原子力潜水艦、戦争。議論は当たり前。停滞は世界からの不信にすら繋がる。
交番の存在感、メリハリをつけて腰をすえる基礎教育、少子化対策、景観、食とスポーツと医療と地域。各々を、日本らしくより良くするには。
そして、マスコミとネット。動き続ける上での保守、だからこそ必要な改革。
経産大臣など、行動と出会いの中で目の当たりにしてきた、世界の中の日本を粛々と提示する本でした。格段目新しい内容でもないのに、真っ当にはっとさせられます。曲げないためにこそ客観性が重要。立ち位置を確認し続けること。…地に足ついた方だったんだろうな。