りぼん ちょうだい

  • こぐま社
3.31
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本棚登録 : 139
感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (24ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784772102568

作品紹介・あらすじ

おくりものに結ばれた、りぼん。
「りぼん ちょうだい」と女の子がりぼんをもらうと、
アヒルやネコが次々にやってきます。
あれあれ、動物たちはどんどん増えていくみたい……。
りぼんは短くなるけれど、
身につけたり、縄とびの縄にして遊んだり、楽しみはふくらみます。

幼い子に身近なりぼんを入り口に、
きれいなものを分けあってひろがる幸せが描かれます。

感想・レビュー・書評

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  • 贈り物の箱にかかっていた赤いりぼんをもらった女の子。自分の髪と人形の髪にりぼんを結ぶ。すると、2羽のあひるが「りぼんちょうだい。」とやってくる。女の子は、2羽の首にりぼんをつけてあげる。3匹のねこの首にも、りぼんをつける。4匹のねずみは、りぼんを縄跳びの縄にする。5ひきのかえるは、りぼんを赤い旗にする。最後は、かえるのかけっこをみんなで応援する。(24ページ)
    ※みんなが分け合って、幸せになる温かい絵本。

  • 長いリボンがいろいろな動物たちに「ちょうだい」と言われて使われていく。
    動物にリボンを結んであげるだけかと思いきや、短くなっていくと使われ方も変わっていって、ちょっと面白い。

    【ママ評価】★★★
    女の子の髪がカラフルな色で描かれているけど目立つようなカラフルではなくて自然、というような、色遣いが素敵な絵本。
    リボンというモチーフ、表紙の色遣い、とっても女の子らしい。
    ほのぼのとしていて、最初から最後までふわふわにこにこ読める。

    【息子評価】★★★
    見たり、見なかったり。
    興味があるのかなと思うと別の遊びをはじめるような感じ。
    つまらない訳ではないけど、ずっと見てる訳でもない。
    「まずリボンってなに?」って感じでピンとこないのかも。
    1歳7ヶ月

  • リボンを好きになってもらいたくて読み聞かせた。
    好きになったかはわからないけど、絵本は楽しんでた。

  • ながいりぼんをいろんなどうぶつにわけてあげてだんだんりぼんは短くなっていくけど……かわいい絵本。

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著者プロフィール

1924年福岡県生まれ。文化学院文学部卒業。詩人・児童文学者。北海道、樺太(サハリン)で幼少期を過ごす。『ちびっこカムのぼうけん』(理論社)、『くまの子ウーフ』(ポプラ社)、『ふらいぱんじいさん』(あかね書房)など、世代をこえて読み継がれる作品が多くある。絵本に『はけたよ はけたよ』(偕成社)『たまごのあかちゃん』(福音館書店)など。ましませつこ氏とコンビを組んだ絵本に『おいしいよ』『うめぼしさん』(こぐま社)がある。産経児童出版文化賞、日本児童文学者協会賞など、受賞多数。

「2022年 『りぼん ちょうだい』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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