津波と防災―三陸津波始末 (シリーズ繰り返す自然災害を知る・防ぐ 第 2巻)

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  • 古今書院
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  • Amazon.co.jp ・本 (158ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784772241175

感想・レビュー・書評

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  • <閲覧スタッフより>
    宮城・岩手・青森の三陸海岸をこれまでにもたびたび襲った津波の歴史。災害研究者である著者がその実態と恐ろしさ、そこから得られる教訓と防災の智恵を提案します。引用されている雑誌『風俗画報』の図版の臨場感は必見です。

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    所在記号:369.3||クリ||2
    資料番号:14039326
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  • 県立図書館。

    2008.9.1初版。

  • 明治、昭和にも三陸地方に大きな津波が有ったとのこと。

    津波から逃げるには、情報を詳しくたしかめるよりもまず逃げること。
    逃げた高台や高い建物で、情報を確かめればよいとのこと。

    本書を読みながら、語り継ぐ方法を考えました。

    三陸地方の観光案内、行政などの書籍、ウェブに、
    避難経路の地図をつけること。
    避難の仕方の原則(まず逃げる)を書く事。

    何十年に一度のことなので、今やらないと永久にしないかも。

    津波石という、津波の際に打ち上げられた石が、それなりに高いところにあるらしい。
    社会見学や修学旅行などでかならず経路に入れているのだろうか。

    お城や古墳と同じように、観光、学術、地方の記事に必ず載せるようにするのはどうだろう。

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著者プロフィール

1924年 岩手県の三陸海岸生まれ。大船渡市綾里地区在住。「歴史地震研究会」会員として著作と地震津波防災活動に従事。

「2009年 『太平洋戦争史秘録 隠された大震災』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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