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- Amazon.co.jp ・本 (229ページ)
- / ISBN・EAN: 9784772250504
作品紹介・あらすじ
本書はタイトルの示す通り、地域開発プランニングの考え方・アプローチを論じ、その実践的手法を説明し、発展途上国の事例を提供するものである。
感想・レビュー・書評
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【出会い】
数少ない和書での途上国地域開発プランニングのテキスト。
積読で今更ながらではあるが。
同分野の第一人者レックス橋本氏著。
【概要】
地域開発は何たるか、どのような手法があるか、その適用事例としてはどのようなものがるか、要点を平易に概説。
【感想】
だいたいはこれまでの業務に照らして復習、という感じ。
一定の広がりをもつ地域という空間的な区切りでマルチセクターを包括して絵姿を描く仕事の醍醐味というのは伝わる。
ただ手法として一般的すぎるというか(著者の専門の水資源分野は多少力点が置かれているものの)、もっと説得力を持たせられるようなものはないものかと思う。
問題構造の分析やシナリオ作成、候補プロジェクトの評価(アプレイザル)は一見非常にシンプルなものに見える。
そこはプランナーの力量で説得力のあるものをつくるということで、そこに多大な労力がかかることも分かるが、アウトプットの妥当性が見る人にとって明らかであるよう担保できる方法が知りたいところ。
本書が編まれて10年が経過しているので、マスタープランと同様、この分野の方法論もアップデートしていくべきところなのでしょう。詳細をみるコメント0件をすべて表示
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