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- Amazon.co.jp ・本 (309ページ)
- / ISBN・EAN: 9784772411011
感想・レビュー・書評
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ナラティブということで。
心理学でも、「語り」というものを対象に分析をしていく。ことばは語る人の考えだ。そこにその人らしさ、自己を見出す。語りを利用した治療というよりも、語りに着目する必要性を説く。
語ることには、確かに、社会や歴史の影響を見て取ることができる。だが、明らかにしたいのはそんなことではないはずだ。なぜ、その人はそういう語りを持ってしまうのか、どうして社会や歴史に結び付けペルソナを自分と信じてしまうのか、自己をどのように語るのかについては紙面を割く癖に、なぜそのように構築するかは何一つ書こうとしていない。原題がイントロダクションなのだから致し方ないが…詳細をみるコメント0件をすべて表示
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