ジェネラリストとしての心理臨床家-クライエントと大切な事実をどう分かち合うか

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  • 金剛出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784772416375

作品紹介・あらすじ

人の自尊心を大切にしつつも、その生き方にかかわる心理臨床とは、人の内面、時に秘匿性に触れざるを得ないこともある。さらに近年はさまざまな要因が輻輳して生じている困難な心理的問題が多く、生物・心理・社会モデルを基本にしたアプローチが求められる。
 本書は、現実原則に基づいた支援者としての自覚と責任、社会の変容を受けて全体状況と焦点を同時に的確に捉えて支援するための理論や技法の適用の仕方、バランス感覚ある心理支援者の姿勢について解りやすく述べている。
 巻末には【付】として、ついに実現した国家資格としての「公認心理師法の成立の経緯と今後の課題」についての論考を収録した。

感想・レビュー・書評

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著者プロフィール

一般社団法人日本心理研修センター代表理事・理事長。大正大学名誉教授、同大学客員教授。北翔大学大学院客員教授。
臨床心理士。博士(文学)。専門は臨床心理学。
1959 年奈良女子大学文学部教育学科心理学専攻卒業。1959-65 年家庭裁判所調査官(補)、1962-63 年カリフォルニア大学大学院バークレイ校留学。1965 年大正大学カウンセリング研究所講師、1993-2008 年大正大学人間学部および同大学大学院人間福祉学科臨床心理学専攻教授。2008 年北翔大学人間福祉学部教授、大正大学名誉教授(2009 年より客員教授)。
近著『聴覚障害者への統合的アプローチ』(日本評論社、2005 年)、『新訂増補 子どもと大人の心の架け橋』(金剛出版、2009 年)、『心理療法家の気づきと想像』(同、2015 年)、『ジェネラリストとしての心理臨床家』(同、2018 年)など。

「2019年 『子どものこころに寄り添う営み』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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