こころの発達と精神分析-現代藝術・社会を読み解く

著者 :
  • 金剛出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (280ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784772417303

作品紹介・あらすじ

モーリス・センダック三部作から、宮崎駿「千と千尋の神隠し」、村上春樹『海辺のカフカ』『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』、そしてルネ・マグリットとヘンリー・ダーガーの世界へ――幼児期から思春期を経て大人に至る、長き心的発達過程を素描する。
フロイトとエディプス・コンプレックス、アンナ・フロイトとメラニー・クラインの「論争」、母子関係と発達理論、不安と妄想分裂ポジション、現実を知ることと抑うつポジション、二つのポジションと対象喪失――フロイトから分岐したクライン派理論の「種子」を芸術作品という「鉱脈」のなかに発掘する。幼児から思春期を経て大人に至る長き心的発達を素描した、比類なき精神分析入門。

感想・レビュー・書評

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著者プロフィール

京都府立医科大学卒業。
現職: 白百合女子大学人間総合学部教授、こども・思春期メンタルクリニック。
著書に『子どものこころの発達と精神分析』(金剛出版) など。

「2023年 『寄り添うことのむずかしさ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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