森の幼稚園: シュテルンバルトがくれたすてきなお話

  • 合同出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (141ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784772603157

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  • デンマークで最初にできて、ドイツでも90年代から急速に広まった「森の幼稚園」。
    以前「森林セラピー」という講座を受けたときに森の幼稚園の話を聞いて興味を持っていました。
    私自身、豊かな自然に囲まれて育ちましたが、自分にとっては当たり前なことだったので、「どうしてそれがいいことなのか」、「なにがそんなにいいことなのか」そして、どんな意味があってどんな効果あるのか、なんとなく予想はできますが、ちゃんと知りたいと思っていました。

    この本では、毎日森へ散歩に行く「森の幼稚園」での日常の中での、冒険、発見、こどもの成長などが物語のように描かれています。森が豊かな感性を育み、自然教育や環境教育の点だけでなく、健康や教育面にも与える望ましい効果がわかりやすく書かれています。

    小学校で6~7歳の子どもたちと対峙する日々の私にとって、そしてこれから教師や親となる私にとって、とても大事にしたい視点だと、強く感じました。

    是非、教育に携わる教師や親である方たちに読んでもらいたい一冊です。

  • 森のようちえんに興味のある方はこちらをどうぞ。

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著者プロフィール

東京都生まれ。
国際基督教大学教養学部自然科学科生物学(生態学)専攻卒業。
1983年から1986年に、西ドイツのフライブルク大学に子連れ留学する。1990年からフライブルクに永住、ヨーロッパの環境政策・対策について執筆・講演・調査、動植物や環境問題についての英語・ドイツ語書籍の翻訳を行う。

「2018年 『ようこそ、難民!』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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