- Amazon.co.jp ・本 (172ページ)
- / ISBN・EAN: 9784772610544
作品紹介・あらすじ
スウェーデン防衛研究所を中心に防衛大学、農業庁、スウェーデン農業大学、食品庁、放射線安全庁の協力のもとで作成された「プロジェクト・どのように放射能汚染から食料を守るか」(1997〜2000年)の成果。
感想・レビュー・書評
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トナカイについても検討ありました。
秋から冬、放牧されているトナカイは地衣類とかキノコ類を摂取、
その結果、セシウム137含有量が上昇、
スウェーデンではトナカイ肉も食料なので、
重要な検討なのですね。
ソリひいてるだけではなかったトナカイさんj。
日本では、このような一般向けのマニュアルは、まだ無いのかな?
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政策絡みの話になると、いつもお手本に出てくるスウェーデン。
チェルノブイリ事故の影響も受け、また近隣にも自国にも原発を持つ国が、どのような基準・規制をしいているのか。一次産業の補償の推移、食品によって設定されている移行係数など。
チェルノブイリ時はうまくいかなかったところもあるけれど、それを反省したオープンな姿勢が見えます。
なんでも北欧が偉いわけではないとは思いますが、タイトルの「社会を守っている」という概念を我が国にも導入すべく、お上の方々にも読んでもらいたい本です。 -
専門家のリポートで一般向け読み物ではないような。
読み進めていくのが大変。(^^;
参考にはなるのだろうが国がやるレベルの話。 -
教科書みたいで
ちょっと難しいー。(~_~;)
知りたいのに頭に入っていかない一冊。。 -
国レベルでの食料汚染による内部被曝対策 長期かつ徹底した対策
ハウツー本ではない -
こういう書籍がフクイチ前に普及していれば状況判断も変わったはずだ。
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スウェーデン防衛研究所を中心に防衛大学、農業庁、スウェーデン農業大学、食品庁、放射線安全庁の協力のもとで作成された「プロジェクト・どのように放射能汚染から食料を守るか」(1997~2000年)の成果。
1986年のチェルノブイリ事故で、スウェーデンは放射能汚染を経験した。当時は事故対策の準備もなされていなかったため、混乱を経験した。これらを受けての教訓や食品生産に関連する放射能汚染対策について記述したもの。