著者が病気のデパートとされた自身の探究に基づく健康法である正心調息法がどのようなものであるのかがよく分かる。付録の正心調息法の5ページは宝物。
科学的には効果は証明されないが、ゴルフのエージシュート、94歳にしてこの本をまとめている姿こそが実例だと示されている。
正心=前向き、感謝、愚痴なし。調息=良い姿勢(になる)、鈴の印、鼻から肺底にまで満たした息を臍下丹田に込め充息、小息、静息。そして想念と内観。
博士が言うように酸素が重要なのかどうかは分からないし、科学的には解明できないようにも思うが、大きく腹式呼吸をする手法として参考になった。さらに想念の力を活用することの大切さも思い出させてもらった。
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