本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
- Amazon.co.jp ・本 (241ページ)
- / ISBN・EAN: 9784773060546
作品紹介・あらすじ
君を私のものにしても構わないか?
パン職人のミハルは父の遺言に従いルサーク王国まで旅してきた。
そんなミハルを助けてくれたのは狼耳も凛々しい王太子・アレクセイ。
王子はミハルを庇護し、パン屋を開けるよう力を貸してくれる。
ミハルが作るパンはとても美味しくすぐに町一番の人気に。
早く恩返しがしたいとさらに頑張るミハルだが強盗に襲われ、危ないところをまたアレクセイに助けられる。
優しくて勇敢な彼に強く惹かれていくミハル。
けれど王子と平民、身分違いなうえミハルには絶対に知られてはいけない秘密があり……。
感想・レビュー・書評
-
CROSS NOVELSフェア2022 inコミコミスタジオ
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
旅の途中で唯一の家族を失ったミハル。そんな不安の中で出会ったアレクセイに惹かれたのは、自然なことだったのかも。周りの人たちもミハルに好意的だから、ミハルの「秘密」を知っても大丈夫な気もして何だか嬉しくなる。身分の違いや秘密のせいで、アレクセイと釣り合わないと思っているように見えるミハルだけど、一緒過ごしているときの2人は本当に幸せそうで、こっちまで幸せな気持ちになれる。辛いときにも独りで頑張ろうとする2人だから、お互いに支え合える相手と出会えてよかったと心から思った。
全2件中 1 - 2件を表示