いつか恋に落ちる君へ (クロスノベルス)

著者 :
  • 笠倉出版社
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本棚登録 : 75
感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (243ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784773086850

作品紹介・あらすじ

憧れのオーストリア史を学びに、ウィーンに留学した春希。その生活は苦しく、食費を削って研究に没頭するあまり、資料収集に訪れた屋敷で倒れてしまう。主である侯爵・クラウスは失態に怒ることなく、春希にパトロンとしての支援を申し出てくれた。初めは戸惑っていた春希も、彼の嘘のない優しさに負けて頼ることに。身分の差はありながら、二人は良い友人関係を築いていた。ふとした時に触れる彼の体温に、鼓動が高鳴ることもあるけれど、これは単なるスキンシップ。そう思っていた春希に、クラウスは愛情ではなく欲情で接しているのだと忠告されて…。

感想・レビュー・書評

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  • 後半 の急展開についていけなかった。
    襲われた後かなり悲惨な精神状態に陥るも、わりとすんなり浮上した挙句に大した葛藤もなくスパダリクラウスさんに抱かれてメロメロになっちゃう春樹に?しか浮かばず。この辺もう少し丁寧にしてもらえてたらな、と残念。

  • テオドール下衆いわあ…。どうなるかと思ったけど終章の2人、とくにクラウスが幸せそうで良かった^^

  • 幸せになれてよかった、

  • ▼あらすじ
    憧れのオーストリア史を学びに、ウィーンに留学した春希。
    その生活は苦しく、食費を削って研究に没頭するあまり、資料収集に訪れた屋敷で倒れてしまう。
    主である侯爵・クラウスは失態に怒ることなく、春希にパトロンとしての支援を申し出てくれた。
    初めは戸惑っていた春希も、彼の嘘のない優しさに負けて頼ることに。身分の差はありながら、二人は良い友人関係を築いていた。
    ふとした時に触れる彼の体温に、鼓動が高鳴ることもあるけれど、これは単なるスキンシップ。
    そう思っていた春希に、クラウスは愛情ではなく欲情で接しているのだと忠告されて……。

    ***

    美しいタイトルと絵柄に惹かれて購入。
    でも何かイマイチ。読み終わってもうーん…って感じですっきりしません。

    侯爵、パトロン、貴族、紳士などなど…自分の好きな萌え要素がギュッと詰まってはいたのですが、ちょっと期待していたのと違ったというか。或いは期待し過ぎていたのかも。
    前半は楽しく読めていたし、割と萌えた部分もあったのですが物語が進むに連れて春希(受)にイライラしてしまう部分が多々あって。

    特にえぇー…って思ったのがテオドールの件で春希にあんな酷い事をしたのに後日談みたい感じでパパッと片付けられてしまいこれでは不完全燃焼もいいとこです。
    これでクラウスが直々にテオドールの元に出向き、きっちり懲らしめるような描写があればスカッと出来たのでまだ良かったかもしれませんが何か雑だなぁ…って感じです。

    最後は駆け足で終わってしまった印象が強いのでそこも気になりました。
    期待していただけに心の底から面白いと思えなくて残念。

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