娘と話す 世界の貧困と格差ってなに?

著者 :
  • 現代企画室
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  • Amazon.co.jp ・本 (204ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784773816143

作品紹介・あらすじ

「豊かさは、もはや量ではなく質の問題になったんだ。」いま、少し立ち止まって、私たちの働き方、買い方、捨て方......日々の生活を丸ごと総点検してみよう。

世界にはなぜ豊かな国と貧しい国があるのか。豊かな国の中にも存在する格差。貧しい国に桁外れな大金持ちがいるのはどうして?グローバル経済とはなにか、金融ビシネスがどのように格差を生んでいくのか。そして、格差を減らすには?高校生の娘は、率直な問いを投げかける。開発経済学、アフリカ地域研究を専門とする父が、娘との対話を通して「格差と貧困」の本質を探る。

感想・レビュー・書評

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  • 世界を(おおまかに)南と北に2分し、北を先進国として先進国が学ぶべきことを記載

  • 対話式で中高生にも読みやすく書かれている。アフリカから見る「南北問題」「経済の国際化」、貧困と格差を無くす方法を個人目線で考えるきっかけを与えてくれる。

  • 娘さんと国際経済と日本経済、貧困について話しあったお話。
    嚙み砕いたわかりやすく、決して押し付けることないのないわかりやすい言葉で語られた過去から現代の経済は、どなたの心にも響くでしょう。
    お父さんが結論を出さないところも尚更良いです。学生のお子さんがいる親御さんは一読してみてください。きっとお子さんに話したくなります(*^^*)

  • 貧困と格差についてわかりやすく説明…っていうよりは、「情報を鵜呑みにしないで、多角的に見つめたり、考えたりすることが大事」っていうのが言いたい本なのかなと思いました。
    しかし、ちょっと娘の言動にリアリティがなかったですw

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著者プロフィール

勝俣 誠
1946年生まれ。半農半読。
主著『アフリカは本当に貧しいのか――西アフリカで考えたこと』(朝日選書、1993年)、『新・現代アフリカ入門――人々が変える大陸』(岩波新書、2013年)、『娘と話す世界の貧困と格差ってなに?』(現代企画室、2016年)。

「2017年 『共生主義宣言』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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