- Amazon.co.jp ・本 (184ページ)
- / ISBN・EAN: 9784774142067
作品紹介・あらすじ
現代社会を支える電気について、特にエネルギー(電力)としての視点からその仕組みを解説する。
感想・レビュー・書評
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送電について、ある程度の知識は元々あり、復習と補完のために読んだ。
電圧を高くすると、電流が少なくてすみ、電力損失を少なくできる。
送電には直流が有利。交流で送電されるのは実効値(最大値の1/√2)であるため、同等の設備で直流を利用した場合に比べて送電電圧が低くなってしまう。一方で、交流は変圧が容易というメリットがある。
中央給電司令所で、送電線ネットワークにおける電力の供給状態を総合的に監視・制御している。
変電所:変圧器、遮断器、断路器、避雷器、保護継電器、電圧調整器などを母線で接続。遮断器と断路器の違いはアーク対策の有無。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
仕事柄、電化製品や電機設備等を取り扱う事が多いのですが、この本は電気の初歩的な事を中心にタイトル通り、”発電・送電・配電が一番わかる”本です。イラストが豊富に使われているので本当に判り易いです。
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新着図書コーナー展示は、2週間です。通常の配架場所は、3階開架 請求記号:508//Sh34//5
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請求記号: 543||F
資料ID: 91113625
配架場所: 工大選書フェア -
タイトルどおり発電~配電までのしくみが、図解などで非常に分かりやすく纏まっている本。電気の基本的な仕組みから解説されているので、初心者でも理解できる内容になっており、各カテゴリが広く適度な分量で記載されており、一日あれば十分読みきれる。電気関係の仕事をこれから始める人にかなりオススメ。
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拾い読み。コージェネレーションやNAS電池など、普及させなければならないものがまだまだあるね。
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発電から配電まで初心者にも分かりやすく記載してある。
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環境問題や電力需要などに対応するため、分散型電源が注目されている。この分散型電源が広まると、これらの電源と、電力会社が所有する集中型エネルギーとの連携が重要になる。すなわち、双方向に電気を供給し合える技術の開発が必要になる。
例えば、家庭の太陽光発電システムでは、曇りの日や夜間で発電できない時は電力会社から電力を供給してもらわなければならないが、夏場などで電力不足の場合には、家庭で余った電力を電力会社に回して補うということができるようになる。