時の書1 彫刻された石

  • くもん出版
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本棚登録 : 83
感想 : 10
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  • Amazon.co.jp ・本 (336ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784774316871

作品紹介・あらすじ

十日前、サムの父親が消えた。十四歳の誕生日に父親が営む古書店にやってきたサムは、秘密の小部屋を発見する。そこで見つけたものは、古びた革製の赤い本と、穴のあいたコイン、太陽の絵が彫刻された魔法の石碑だった。今、「時の書」の一ページが開かれる…。

感想・レビュー・書評

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  • 中学の図書館にぜひ入れたい本だと思いました。父親が行方不明になり、息子サムは古い石碑にコインを入れてタイムスリップしていまい、父親もこれによってどこかへ行ってしまった事を確信する。歴史の教師だった筆者が世界中の時空を超えた世界へ案内してくれる楽しい一冊。


  • 古本屋で 105円だった。

  • これは世界的ベストセラーで大人気だそうです。
    子どもがはまるかなと思って購入したけど、、でもこれはすごい読書好きの中学生か、大人向けかなと思う。
    でも文体は素直で読みやすく、ラノベを読むならこちらを読んでほしいとは思う。2もあります。

  • 父親が行方不明になった。もうすぐサムの14歳の誕生日なのに戻ってこない。父親の古書店の地下室に秘密の部屋で、太陽の絵が彫刻された石碑と穴のあいたコインをみつけたサムは、コインをその太陽にはめてみると、燃えるような衝撃があり、気がつくと、違う場所にいた。アイオナ島の修道院、戦時下のフルリー村、古代エジプト・・・なんとか元の地下室に戻ってこれたが、旅立つ前にみつけた赤い表紙の本に、いままで自分がタイムスリップしていた場所が載っていることに気付く。それまでその本にはヴラド・ツェペシュが載っていたのに。父親はそこにいるのでは?サムはまたもコインをはめてみることに。
    実在した人物や出来事と絡みつつすすんでいるので、このツェペシュがどうなるのか。

  • ドキドキした!

  • 古本屋を営んでいる父親が行方不明なった。息子のサムは父の店にいき、そこで石碑とコインを見つける・・・。実はこの石碑とコインこそ、父親を探す手がかりなのでした。この物語のよいところは、歴史上の人物・場所が出てきていることと、所々に場所についての説明が載っているので、遠い昔に高校で世界史を習った程度の私には、再度世界史の勉強になったことと、物語の中で、歴史上の有名な場所や人物が登場することによって、そこに実際に行きたい!!と感じられたこと。ここ数年、すっかり旅行熱が冷めてしまっていた私にとって、この物語を読んだ後は、きまって旅行本に目を通しています。

  • 歴史を行き来できる不思議なコイン&太陽の石碑を使って
    主人公がいろんな国のいろんな時代に行く。

    歴史や街を知ることもできて、おもしろかった。

  •  行方不明の父を探すため、父の古書店にやってきたサム。地下室で見つけた秘密の小部屋には、赤い表紙の本、太陽の絵が彫刻された石碑、穴のあいたコインがあった…。太陽の石碑に導かれ、サムの時空を越えた冒険がはじまる!
    (14才 カナダ スコットランド フランス エジプト)

  • 「世界14カ国で翻訳され、大ヒットしている作品の邦訳」(出版社の紹介文より)ファンタジー系は好きなので、ぜひ読んでみたい。こういう本が公文から出るというのも興味深い。大手出版社では版権取れなかった(or興味なかった)のかな?

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