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- Amazon.co.jp ・本 (143ページ)
- / ISBN・EAN: 9784774320908
作品紹介・あらすじ
千葉県に昔あった、上総国。その都、国府がどこにあったのかは、なぞのまま。こんな古代のミステリーに興味をもち、"まぼろしの国府"を追いかけた新聞記者がいた。実際の取材をふりかえりながら、「こんなふうに話を聞き出した」「あそこに行って、こう調べてみた」「その場所を、地図を手に歩いてみた」という方法や手段を紹介。
感想・レビュー・書評
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大化の改新後、日本の各地におかれた国府。上総国の国府が置かれた場所は、今の千葉県市原市のあたりだということは分かっているが、その場所は特定されていない。16年前、新聞記者として取材した上総国府のなぞについて、もう一度取材。
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新聞記者である著者は当時(今から16年前)、新聞の連載のために、上総国の国府について調べました。上総は今の千葉県にあたる場所で、国府とはその都となる所を指しますが、そこに国府があったとするための決定的な証拠となるものは、まだ発見されていません。そこで著者は新聞記者としてのノウハウを活かしながら、上総国府の謎に迫っていきます。現在、確かな場所はまだわからないままですが、読み進めていくと、かなり場所が特定されてきていることがわかります。調査・研究の楽しさを知ることができるのはもちろん、歴史ミステリーを読んでいく楽しさも感じることができますよ。
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