叛乱の時代を生きた私たちを読む

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  • 皓星社
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  • Amazon.co.jp ・本 (262ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784774407494

作品紹介・あらすじ

1960年代後半から70年代、自らの体験した政治闘争の時代を短歌に詠まざるを得ない、その切実さの理由はどこにあるのか。
研究者、評論家、元活動家という立ち位置を明らかにし、自身のライフヒストリーをもとに論評する。

著者プロフィール

1949年、栃木県に生まれる。宇都宮商業高校を卒業後上京。一浪して明治学院大学に入学。全共闘運動に参加。大学を中退(除籍)。社学同叛旗派の活動家となり同派の三里塚現闘小屋に住む。1971年一・五次闘争(農民放送塔の戦い)で地下壕に立て籠もり逮捕される。同年二次代執行阻止闘争での東峰十字路の戦いで逮捕され、東峰十字路被告団の一人として裁判闘争を続ける。保釈後、宇都宮の実家で問屋の配送の仕事などをしながら裁判を続ける。四年後、東京での仕事を紹介され上京、明治大学二部に入学。28歳の時である。卒業後、仕事を辞め明治大学大学院に入学。修士取得後塾や予備校で働きながら裁判を続ける。30代後半に裁判の結審。求刑は六年であったが、判決は執行猶予がつく40代に入り、駿台予備校の講師、共立女子短大の専任講師となる。専門は日本古代文学だが、近現代文学、民俗学も論じる。中国雲南省少数民族の歌垣文化調査も行う。一方、歌人福島泰樹主宰の短歌結社「月光の会」に参加し、短歌誌『月光』に短歌評論を書き続ける。現在まで、3冊の短歌評論集を刊行している。2020年3月、共立短大を定年退職。コロナ禍の中現在に至る。

「2021年 『叛乱の時代を生きた私たちを読む』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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