最速の90日! 新規事業成功バイブル 「君に任せたよ」と上司に言われたら……

著者 :
  • 現代書林
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本棚登録 : 92
感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (282ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784774518305

作品紹介・あらすじ

本書が気になっているあなたは、「君に任せたよ」と新規事業の立ち上げを任された方でしょう。
「どうして自分なんだ」とプレッシャーを感じているかもしれません。

しかし、まずは「おめでとうございます」と申し上げましょう。
あなたは上司から、そして会社から、期待されている存在なのですから。

新規事業は、会社の将来を決定づける、極めて重要な業務です。
信頼されているからこそ、あなたはその大役を任されたのです。 

とはいえ、まずはどこから手をつけたらいいのかわらかない……。
そんな心境でしょう。

本書では、アイデア発想法から市場調査、ビジネスモデル構築、事業計画書作成、決裁者へのプレゼン、事業計画の見直しまで、最速の手順を紹介しています。
90日間で事業計画書をまとめあげるまで、詳細に解説しました。

これなら、上司からいきなり呼び出され、「君、例の新規事業の件、どうなった?」と問い詰められても安心です。

特典として、企業・株主・銀行・監督省庁から求められる項目をすべて網羅した「マスター事業計画書」と、イノベーション思考が身につく「新結合カード」が無料でダウンロードできます。

感想・レビュー・書評

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  • 新規事業を軌道にのせるまでを90日に分割して解説した本。
    この本の長所は3つある。
    第一に、新規事業をローンチするまでの時間的感覚がわかるところだ。
    第ニに、用語が腹落ちしやすい日本語で定義されていることだ。そのおかげで、「この用語の意味なんだっけ」と思わずにサクッと通読できる。
    第三に、新規事業のアイディアを発想するためのツールが充実していることだ。Part2の「新規事業を考える」が類書と比較した場合に本書の優れたところである。

  • 新規事業推進のヒントを得るべく読書
    まだ読書途中だが若干浅い印象。。
    ただ、本当に基礎の基礎から丁寧に解説してくれてる印象

    メモ
    ・インベンション→インキュベーション→イノベーション
    ・will can needが含まれてることが望ましい
    ・ビジネスアイデアには新製品と新ビジネスプラットフォームがある。
    ・マトリックス発想法、チェックリスト発想法
    ・メガトレンドとコアコンピタンスを組み込んでおくこと
    ・ビジネスアイデアは100は出す
    ・メガトレンドを組み込むメリット
     長期的収益の可能性
     外部支援が得られる可能性
     キャッシュインが早まる可能性
     人財が集まる可能性
    ・経営者がビジネスプランで見るポイント
     価値、新規性、差別化要因。どんな課題をどう解決するか、、その実現可能性
     世の中の課題 ニーズは本当にあるか、対価は払ってもらえるか
     収益性 市場、成長率、利益率、投資回収期間
     リスク
     起案者
     経営理念や志

  • 参考読。

  • 事業を作りながら書いた方がいいんだろうなと思った。
    90日間とした時にどんなスケジュールで動いていくのかがよいかが書いてあったため、読みやすかった。また、新規事業の本を読んだのが2冊目だったので、導入して読むのは本当によいと思う。以下メモ。

    ・課題を解決することが価値になる
    ・世の中に価値を提供し、したがって対価をもらう
    ・イノベーションとは今まで結びつかなかった要素同士が統合し、価値を生み出すこと
    ・インベンション(発明)⇢インキュベーション(羽化)⇢イノベーション(創造)
    ・新規事業の最低限の要素は、【やりたいこと】【できること】【世の中のためになること】
    ・他社にはマネできないコアコンピタンスとはなにか
    ・メガトレンドをとりいれる、10年20年続くビジネス
    ・ビジネスモデルとは、利益を継続的に生み出すサービスや製品、収益構造などの仕組み
    ・KFSをみつける。事業のセンターピンのこと(キーサクセスファクター)
    ・収益性⇢市場、成長率、利益率、投資回収期間、投資リターン

  • 前半は様々な発想法、後半は事業計画の作り方伝え方
    という構成になっており後半は事業案を詰めていく段階で
    本書を見ながら作っていくという使い方が良いと感じた。

    現在は事業案を出すタイミングなのでそのフェーズにおける気づきを記載する。
    ・まずはコアコンピタンスを考える
     →全国で人を動かしている他のサービスを調査してイメージを膨らませたい(派遣、美容部員、配送、引越しなど色々ありそう)
    ・新ビジネスプラットフォームを考える
     →新商品に目が行きがちだが、商流を変更するだけで課題解決になったりするかも
    ・ニッチ戦略の理解
     →確かに良いアイデアで伸びたとしても、大手に真似されて食われるリスクはある。ニッチな市場での戦い方をもう少し学ばねばならない。
    ・課題が最重要
     →6W2Hが大切と書いてあるが、考えはじめは誰のどんな課題を解決するサービスなのかから問う。
      課題を解決しないとお金は動かない。さらにお金を払うレベルの課題かを考える。

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著者プロフィール

1968年、横浜市に生まれる。1991年、東京大学文学部卒業。1996年、東京大学大学院人文社会系研究科博士課程単位取得満期退学。東京大学助手、岡山大学助教授などを経て、現在、名古屋大学大学院人文学研究科教授、博士(文学)。著書『肖像画の時代――中世形成期における絵画の思想的深層』(名古屋大学出版会、2011年)、『天皇の美術史2 治天のまなざし、王朝美の再構築――鎌倉・南北朝時代』(共著、吉川弘文館、2017年)他

「2021年 『鳥獣戯画を読む』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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