- Amazon.co.jp ・本 (1ページ)
- / ISBN・EAN: 9784774611273
作品紹介・あらすじ
ぼくはじどうしゃアーチャー。つくってくれたのは、ピーター・ブラウン。ピーターにはジョージというまごがいる。ジョージは、ぼくのいちばんのともだち。じつは、ぼくとジョージははなしができる。
感想・レビュー・書評
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2011/2/9
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ピーター・ブラウンが作った自動車アーチャー。
何故か孫のジョージとは話が出来た。
アーチャーは買われていったけれど、話が出来る相手はいなかった。
次々と持ち主が代わり、レースの車、戦車、トラ刈りの乗り物、トラックとアーチャーの役目も変わっていた。
最後にボロボロになり乗り捨てられたところでジョージと出会う。
ジョージは車の博物館を経営していて、アーチャーも展示されることになるのだった。
これだけいろいろな役割のなるなんてすごい運命。
大人になったジョージはピーター・ブラウンそっくり。 -
いい話。アーチャーの変化も視覚的におもしろい。
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変わっていく時代、どんなに時がたっても変わらない友情。
そして長い年月をかけて果たされる約束。
親の方がジーンときてしまった本です。 -
子供の時に自分の家から売られて行った車が、色んな人の手に渡り、再び自分の手元に戻るまでのお話。
長く乗った車を手放す直前に読んだ絵本。
このお話のように、愛車と再び出会う事はないけれど、
もしもこの主人公みたいに車と話が出来たなら、
今までのお礼を言いたいな。