ケンちゃんちにきたサケ

著者 : タカタ・カヲリ

• 教育画劇 (2012年9月1日発売)

感想・レビュー・書評

[Tatsuo-yさんの感想 · 2022年9月26日]

なぜサケが家のお風呂に？と思ってしまうけど、ケンちゃんは迷い込んだらサケを助けて川へ。いろんな苦難を乗り越えていくコミカルなストーリー。欲を言えば、その後のサケがどうなったか知りたかったな。

[unknownさんの感想 · 2012年10月5日]

故郷の川へ戻る途中のサケが何故かケンちゃん家のお風呂の排水溝から出てくる。
ケンちゃんはサケを川へ運ぼうとするけれど、お母さんや魚屋、犬がサケを食べようと追っ掛けてくる。
更に猫たちも…。
最後は無事、追求を逃れて川へサケを逃すことに成功。

サケの語尾が「～さけ」というのはかわいかった。
散々陸にして、しかも普通の川に逃すだけでいいのか、という突っ込みは置いておいても、お母さんがサケをちょうだい、と言ったり、魚屋が譲ってと追いかけてくるのが、悪役っぽく描かれていて好きになれなかった。

著者プロフィール

大阪生まれ。武蔵野美術短期大学生活デザイン学科卒業。イラストレーター、絵本作家。
受賞歴に、2004年ピンポイント絵本コンテスト優秀賞、2018年絵本塾カレッジ創作絵本コンクール優秀賞。
作品に『ケンちゃんちにきた サケ』（教育画劇）『ぱっぷん ぱっぷん パンケーキ！』（絵本塾出版）『おいらは ちびの とうちゃんだい！』（文研出版）、挿絵作品に「あやかし草子」（日本標準）『金魚は はらぺこっ！』（文研出版）などがある。
日本児童出版美術家連盟会員。

「2023年 『ばけばけバス』 で使われていた紹介文から引用しています。」