ねこのさら (らくごえほん)

著者 : 野村たかあき

• 教育画劇 (2017年7月13日発売)

感想・レビュー・書評

[enatoの絵本さんの感想 · 2017年9月29日]

道具屋が、いなかの茶店で見つけたのは「えんこうらいの、うめばち茶わん」というねうち物。しかもその茶わん、ねこのえさを入れる皿に使われていました。ああだこうだと話をつけて店のおじいさんから買いとろうとする道具屋ですが・・・｡
大人も子どもも楽しめる、なんともおかしな落語絵本です｡（約11分）

[arukudesuさんの感想 · 2017年8月25日]

したたかな茶屋のおじいさんの手腕が見事です。

著者プロフィール

1949年群馬県前橋生まれ。1983年に木彫・木版工房「でくの房」を開く。
『ばあちゃんのえんがわ』で第五回講談社絵本新人賞を、『おじいちゃんのまち』で
第十三回絵本にっぽん賞を受賞。
絵本作品に『ないたあかおに』『あめふりうります』(以上、講談社)、
『かえるのどびん』『しにがみさん』『ねこのさら』『しばはま』『そこつ長屋』(教育画劇)、
「おばあちゃんといっしょに行事食をつくる絵本」シリーズ(佼成出版社)などがある。


「2022年 『せかいのくにで　いただきます！』 で使われていた紹介文から引用しています。」