ヨルとよる

  • 教育画劇
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感想 : 25
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  • Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784774622804

作品紹介・あらすじ

家の中しか知らない黒猫のヨルと、外の世界で生きる子ネズミのある満月の夜のおはなし。

感想・レビュー・書評

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  • ヨルとよる | ダ・ヴィンチWeb
    https://ddnavi.com/book/477462280X/

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    ヨルとよる|創作えほん|紙芝居 児童書 教育画劇
    https://www.kyouikugageki.co.jp/bookap/detail/2052/

  • 家の中しか知らない黒猫のヨルと、外の世界で生きる子ネズミのある満月の夜のおはなし。
    ほんとのよるってどんなよる?
    まぶしくて、にぎやかでおいしいもんだよ
    まっくらで、しずかでねむるものでしょ?

    二匹が出会って「よる」のすてきなところをお互いに知るすてきなおはなし。
    表紙のクロネコに心ひかれて読みました。中秋の名月と動物愛護週間も近いので、読んでよかった。もちろん食欲の秋にぴったりの美味しそうなホットドックも。

    「ヨル」の楽しい冒険が終わったら、まっくらで、しずかで、あたたかで、やわらかくてきもちい場所で眠る「ヨル」を知るのです。
    二匹がとってもかわいい絵本です。買い物するシーンもクスッと笑えるし、『てぶくろをかいに』の有名なシーンも思い出したり。絵のかわいいさと二匹のわくわく感と幸せそうな寝顔にほっこりする絵本です。
    夜、眠る前のお子さんのよみきかせに、いかがでしょう?
    猫のかわいい絵本を読み、私もにっこり。です。

  • 夜空みたいな色のヨル、ミリちゃんのおうちの黒ネコの男の子。
    ある日、壁に挟まったネズミを助けて友だちになりました。
    箱入りネコのミリはネズミに連れられ、夜の町に冒険にでかけます。

    〇まぶしい夜、にぎやかな夜、おいしくてあったかい夜、真っ暗な夜、静かな夜、はじめてをたくさん見つけた夜
    〇あたたかな絵、飛び出してきそうなネコやネズミ
    〇ゴッホとかてぶくろを買いにとかを思い出した
    読み終わって幸せな気持ちになれる

  • 仔猫の<ヨル>は、生まれてから一度も家の外に出たことがない<ミリちゃん>が可愛がっている愛猫。 「ヨルはね、夜空みたいな色だから、ヨルって名前なんだよ」・・・そんなある日、窓の外の壁に挟まってる<ネズミ>に気がつき、窓から手を伸ばして助け出したヨル 「おまえ、俺を食べないの?」「食べる?ぼくが、きみを?」 ・・・ヨルとネズミは、ミリちゃんが寝静まると、家の外へ踏み出して行くのでした。 ネズミの案内で〝はじめて〟を一杯体験したヨル、ミリちゃんの家の暖かく柔らかい寝床で、ヨルと一緒に眠るネズミの綺麗な絵本。

  • 声優としては長く知っているし、ファンでもあるけど、あさのますみさんの絵本は初めて。
    『都会のネズミと田舎のネズミ』みたいなお話だけど、黒猫のヨルも子ねずみも素直で、ホットドッグ屋のお兄さんの優しさも、最終的に二人が一緒に幸せになるのもよかった。翌朝ミリちゃんが子ねずみを見つけたときにどうなるのかだけが心配。

    作:あさのますみ、絵:よしむらめぐ

  • 7歳10ヶ月の娘
    4歳10ヶ月の息子に読み聞かせ

    ヨルかわいい。
    最後のヨルと寝るネズミもかわいい。
    お互いの知らない世界を
    知って認め合うの
    そういうのいいよね

  • 「まっくらで、しずかで、ねむる夜」しか知らない家猫のヨルと、「まぶしくて、にぎやかで、おいしい夜」しか知らないネズミ。偶然出会ったふたりは、知っている“夜”を互いに教え合う。
    ネズミの「おいしい夜」に「おいしいって何だ?」と興味津々の7歳の息子。大人の夜のお楽しみ、ホットドッグの屋台に笑顔になり、ヨルのハラハラのピンチにも動じず優しく接する屋台のお兄さんの心の温かさに更ににっこり。
    お兄さん、飼い主のミリちゃん、ネズミ…ヨルを取り巻く数々の優しさはこれ以上ないくらいの幸せな気持ちの夜を運んでくれた。

  • ミリちゃんに飼われている黒猫のヨル
    夜は静かな寝る時間だと思っている
    家に紛れ込んだまちのねずみと出会って、まちの夜は賑やかで眩しいと知る
    ねずみには逆に静かな夜を教えてあげる

  • まずは絵がかわいくて、親しめる。自分の世界だけがすべてじゃなくて、すべての人にそれぞれの世界がある。って、ことがわかるって、素敵なこと。

  • 猫がネズミ食べるはずなのに食べないで一緒に出かけているのがびっくりした

    2023/02/13 5歳

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著者プロフィール

秋田県生まれ。『ちいさなボタン、プッチ』で、第13回おひさま大賞童話部門最優秀賞、『まめざらちゃん』で、第7回MOE創作絵本グランプリを受賞。絵本に「アニマルバス」シリーズ、『トイレこちゃん』(ポプラ社)、『はるってどんなもの?』(小学館)などがある。また、浅野真澄名義で声優としても活躍、多数の出演作を持つ。

「2022年 『おおきなおさら』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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