- Amazon.co.jp ・本 (259ページ)
- / ISBN・EAN: 9784774723952
感想・レビュー・書評
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末長くラブしラブしてほしい。にしても、匠哉末恐ろしい!月影先生風に言うと「匠哉、恐ろしい子」って感じ。将来楽しみでもある。匠哉の10年後が読みたい!
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惜しい作品。
悲しいくらい、惜しい。
残念でしかたない。
途中までは良い作品だったのに、後半から急降下。
156ページ・遊園地に行くシーンから作品のノリや質が一点。おかしくなってしまった…本当に残念。
甥っ子が「実は腹黒天才児」という要素は必要なかった。その後の展開も甥っ子関連で引っぱり、主人公の会社が倒産しそうという作品最大の危機も、救った立役者は甥っ子。終いには甥っ子は作中に登場した九条財閥の跡取りになり、主要キャラ皆九条財閥に住むことになるというメチャクチャなラスト。
読者置き去り。完全に作者が一人で壁キャッチボール。
途中までの御曹司と健気青年の恋愛はとてもよかったのに。
せっかく、建築業界のことを細かく書いて、リアリティもあったのに、作者の「暴走」のせいで、リアリティ無くなって台無し。
恋愛描写もおざなり。セックスシーンのあっけなさ、つまらなさは笑えるくらいだった。二人が結ばれることよりも、甥っ子が台風の目になった暴走ストーリーがメインになってしまった。
この作者さん、良い担当さんがついてテコ入れしてくれれば、いい作品が書けると思う。文章力も低くないし。ただ作者さん単独で書くか、作者さんにまかせる担当さんだと、こんなふうに途中から破綻して暴走した作品をこれからも世に出してしまうかもしれない。現時点では。