優雅な王太子と男装の姫の結婚 (MARY ROSE LABEL 32)

著者 :
  • コスミック出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (253ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784774726717

作品紹介・あらすじ

公爵の嫡子として生まれたものの、母親の保身のために女であることを隠して爵位を継いだエリーアスは、秘密がバレないようにひっそりと暮らしていた。しかし皇妃が懐妊したため、護衛役として公の場に引きずり出されてしまう。さらには見舞いにやってきた皇妃の兄、モダーヴ王国の王太子をスパイしろと命令される。だが王太子に女だとバレてしまったエリーアスは!?

感想・レビュー・書評

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  • 買うまで気付かなかったのですが、前作、「残虐王とおちこぼれ姫の結婚」の続編でした。アデリーヌの兄アルベールのお話です。

    アデリーヌは前作のままの性格で、妊娠してもそれは変わらず。ジークヴァルトはそれに振り回されてます。

    女の子なのに公爵の男として生きているエリーアスも、男が嫌というわけではなく、これが自分の運命と分かった上で納得しているのに、アルベールが彼女の心を開かせて、最終的には姫に戻るように決心した流れは、よかったです。

    ヴォリブスヴェーデ皇国の慣習を金持ち国であるモダーヴ王国の財力をちらつかせながら、エリーアスを手に入れるあたりのシーン。アルベールは絶対にアデリーヌの性格を分かった上で、話を持っていってる感じがします。ヴォリブスヴェーデ皇国で一番偉いのはアデリーヌですね。

    誤字脱字がちょっと気にはなりましたけど、お話はおもしろかったので、次はローデリヒあたりの話を期待します。

  • ・・・!久しぶりの誤字脱字の連発!!!商業誌でここまではひさしぶりー

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