みをこがし: 末姫の恋 (MARY ROSE LABEL 40)

著者 :
  • コスミック出版
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感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (263ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784774727240

作品紹介・あらすじ

ちまたで美女と評判の姉に比べて、まだ裳着も終えたばかりで子供っぽい妹の澪。まだ殿方から文をもらったこともなく、世慣れた姉に憧れるばかり。そんな姉に親王との結婚話がもちあがり、澪も女房として付き添うことに。親王は「氷の君」と呼ばれるほどの冷たい態度を姉にとるが、澪と二人でいるときは優しく笑いかけてくる。澪は親王のことばかり考えるようになり、段々切なくなって…。

感想・レビュー・書評

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  • 平安擦れ違い物。
    氷の君と呼ばれクールで知的なイメージのヒーローなのに、好きな相手の名前を間違えて求婚するという間抜けなミス。
    姉と密通相手の情事の様子を再現しながらの初夜は萌えた。

  • 平安もので、ちょっとの勘違いが大きなことになっちゃったって感じのお話でした。

    偶然澪と慶明が出逢うシーンはいいとして、「氷の君」とまで呼ばれていた親王の慶明が、自分がいいなって思っていた姫=蕗だと思って、求婚相手を間違えちゃったのが不幸の始まりです。

    人の噂を鵜呑みにしないで、まずは文で自分の気になっていた子かどうかを確かめてたらよかったのに・・・って思っちゃいました。(まあ勘違いがないと、この話が成り立たないのですけどね)

    澪と慶明が初めて結ばれるシーンは、自分の妻が他の男に抱かれているところを妹に再現させるって感じで、あまり他に見たことがなかったです。

  • 平安時代設定のすれ違いラブ物です。
    表紙や挿絵が綺麗で文章も読みやすく、えっちシーンも上品で良かったです。
    …が。

    ・いきなり結婚を申し込む前に文のやり取りから始めれば良かったのでは。
    ・本人に名前を確認すれば勘違いする事もなかったのでは。

    と、「そこ間違えたら駄目でしょ!」的な痛恨のミスを氷の君とも呼ばれる方がするので、読みながらツッコミたくなりました。(^_^;)
    まあ、それがなかったらすれ違いラブにならないので、話の展開上仕方なかったのかもしれません(笑)。

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