アスペルガーと知らないで結婚したらとんでもないことになりました (旦那(アキラ)さんはアスペルガー)
- コスミック出版 (2017年8月21日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (144ページ)
- / ISBN・EAN: 9784774791388
感想・レビュー・書評
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日々の何気ないことが、たくさん載っていて、普通におもしろい。なるほどなあ…と納得する場面多し。宮尾先生監修なので、時々解説が入っていて、勉強にもなる。
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もしかして私の夫も?と思いましたが、この本を読んでアキラさんのようなアスペルガー症候群では無いなぁと思いました。ただ100人いれば100通りの症状があるとの事なので、ASDとADHDが交わってまた違った人格になっているのかとも思いました。そしてこの種の病を持っていると一緒に暮らして行くのは中々難しいのだと感じました。
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独特のマイルール、コミュニケーションが苦手ー発達障害男子との結婚生活、ぜんぶ描いちゃいました。結婚したからわかったこと、結婚してもわからなかったこと。
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結婚前の微笑ましいエピソードと、結婚後のエピソードがたくさん。仕方ないこととはいえ、常識的な配慮や譲り合いが難しい相手との日々の生活は、それが自分ではどうにもならないことであるがためにさらに、相当しんどかっただろうと思う。
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2018/10/25読了
旦那さんはアスペルガーシリーズの、なれそめ、というか
付き合って結婚するまで。
既刊も読了済みなので、なぜ結婚したのかな、というところは知りたいところでした。
「そういう性格よね」で片付いてしまう。
たしかに、共に暮らす 生活をする となると
付き合いとはまた違ってくるもので・・。 -
おもしろい
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シリーズ8作目とのこと。本屋さんで見かけたので久しぶりに買ってみました。
別居生活は今も続いているようだけど、このスタイルが合っているのでしょうね。
さて本作はシリーズの"主人公"であるアキラさん(著者の旦那さん)が結婚前、著者と出会うところから結婚生活スタートまでを描いています。読んでいくとなるほどアキラさんタイプの人は付き合うにはなかなかいいかもと思ったりもしますが、それもアキラさん自身が苦労して獲得してきた(アキラさんなりの)ソーシャルスキルのなせる技だということがよくわかります。人柄がいいんだよね。なので屈折したり他人に恨みを抱いたりしてない。情緒の安定と他者への信頼感はやはり何より大事だなーと実感したしだい。
ただ、基本的な特性は生活を共にするようになると違和感やズレとして顕在化してきます。著者とアキラさんの場合、当初は通い婚スタイルだったために、お子さんが生まれて同居となった時一気に問題が出てきてしまったということなのですね。
専門医の力も借りつつ前向きに家族としてのあり方を模索している著者とアキラさんに敬意を表しつつ、次回作も楽しみにしてます。途中抜けてた分も今度読もうっと。