魔法の薬: マジックポーション (Truth in Fantasy 57)
- 新紀元社 (2002年9月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (276ページ)
- / ISBN・EAN: 9784775300954
作品紹介・あらすじ
古来より、医療とともに魔術と深い関係があるとされ、さまざまな人々を魅了してきた薬-。伝説の媚薬から権力争いに使用された毒まで、古今東西の歴史・伝承には、さまざまな薬が登場する。本書ではその中から45余の"魔法の薬"を取り上げ、使用された背景や効果などを詳しく紹介する。
感想・レビュー・書評
-
詳細をみるコメント0件をすべて表示
-
「魔法の薬」、となっていますが、この本で紹介されている45の薬の多くは実在であり、そんなにファンタジーな本ではありませんでした。
医・毒薬と秘薬・媚薬の二部構成。毒薬には、麻薬の説明もあり。結構おっかないけど、創作を書く上の資料としては、一番参考にしているかも知れません。
秘薬には、何故か正露丸やひまし油、バターの項目も。最も、日本人の「困った時は正露丸飲んでおけ」的なところは、確かに「万能薬」的な信仰があるのかもと納得しました(腹壊しても、歯が痛くても正露丸・笑)西洋だとコレが、ひまし油になるらしい。
参考にしたジャンルや創作。
帝国千戦記の首。旅愁状態の青樺に使われていた薬の設定の時などに。とはいえ、その描写はほとんど削ったので、無駄設定となりましたが。 -
◆ゲームでもよく出てくるポーション、エリクサー(エリクシール)、反魂香などの薬から、正露丸やバター、チョコレートまで載っている読んでも楽しい本です。
-
またまた趣味の一冊、古今東西魔法と毒薬の辞典。これは結構役に立つ、薬なだけに、、
-
医薬、毒薬、秘薬に媚薬。ファンタジー世界の定番、不老不死の薬から現代、みんなお世話になったことがある正露丸まで。薬物からみる博物史、というほど固くはないです。薬物に関する軽いコラム集だと思ってください。