中世騎士物語 (新紀元文庫)

著者 : 須田武郎

• 新紀元社 (2012年2月29日発売)

感想・レビュー・書評

[dawn4696さんの感想 · 2014年8月27日]

中世の風俗、騎士の成り立ちがとてもよくわかる良書。
あとがきに「資料として使われることを前提としていません」と書かれていましたが、当時の空気を感じることができて大変勉強になりました。

[pilvojさんの感想 · 2012年7月12日]

文庫化されたTruth in Fantasyシリーズを発行順に読み進めていっているが、本書が今までのところ一番面白かった。

『中世騎士物語』というと漠然としているが、著者あとがきにある様に中世の騎士を知る助けとするため、歴史はもとより当時の武具や農業といったものにも触れられている。

私は中世ヨーロッパに限らず歴史は疎くあまり興味もない方だが、本書で概要に触れて俄然西欧史に興味が湧いた。

[nogu-tさんの感想 · 2012年4月21日]

騎士とはどんなんだったと考えられるか、何を食べ、どんな社会の中に暮らし、どんな一生を生きたのか。一時代だけではなく、その起源から紹介。
レゴで遊んだり、剣と魔法の世界に憧れたり、アーサー王物語読んだりしていた人にはたまらん中身かと思います。