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- Amazon.co.jp ・本 (236ページ)
- / ISBN・EAN: 9784775314333
感想・レビュー・書評
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自分でちまちま創作をしているんだが、その中に射撃の好きな主役がいる。
そいつをスナイパー一歩手前くらいまで、でもあくまで歩兵、というレベルにするにはどの程度何だろうと思って、読んだ。腕も頭もスナイパーになり切れないっていうその感じとはと思って。
技術的なことは書きながら読み返すのだろうけれど、読んで初めて知ったのは、スナイパーとして大事なことが、好奇心と注意深さだったこと。
確かになんにでも興味を持たないと、些細な違いにも気が付かない。ただスコープを覗いて、敵がいたら撃てばいいわけじゃないのだからね。
私の中の、スナイパーのイメージって、遠くの場所から、ライフルでもって敵を撃つという姿なんだけど、そうではないんだねぇ(笑)
某アニメで、この世の最も不条理なことは殺し、というセリフがあったけれど、スナイパーはその不条理を、その終りまで(敵の絶命まで)見ていなければならない。
本の中で、メダリストとの違いを書いてある箇所があったのだけれど、私は戦場に立ったことがないから分かっていないのだけれども、別の本では、敵を殺すことのむごたらしさより、戦友の死を防げない方が相当心に堪えるのだそうだが、兵士はどんな不条理と戦うのだろうね。詳細をみるコメント0件をすべて表示
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