日本人に相応しい英語教育 —文科行政に振り回されず生徒に責任を持とう

著者 :
  • 松柏社
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レビュー : 1
  • Amazon.co.jp ・本 (196ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784775401989

作品紹介・あらすじ

外国語習得の仕組みを踏み外した教育行政に振り回されるな!文法を軽視した「場面会話に偏った英語教育」で、真の「コミュニケーション能力」が育つのか?ネット時代の実戦力「英文メールの読み書き能力」が育つのか?言語構造的にハンディが大きい英語には日本人に合った教育方法がある。

感想・レビュー・書評

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  • 英語教育について言わんとする所はほとんど肯定できるが、細部でやや根拠もなく断定するところが多々見られる。繰り返しもやたら多く、しかも再三述べている「疑問詞の節を越えた無限移動」についての具体例が示されておらず、普通の読者には不親切すぎる。

    P.63 英語漬けの私立幼稚園の卒園者が英検3,4級、準2級を取得したとあるがレアケースだろう。針小棒大すぎる。これをもって早期英語教育一般を論じることはできまい。韓国、中国の早期英語教育の見立ても過大評価だろう。

    P.163 でWorld Englishes のことについて触れて、これは日本人にとって学習モデルにはなりえないと言っているが、これが学習モデルになると主張している学者などいるのだろうか。P.74でも同趣旨で、鳥飼玖美子氏のことを論難しているが、的外れもいいところ。

    どうも英語学(文学ではない)の先生は、疑似科学や歴史修正主義に染まりやすい傾向が近年特に顕著なようで、残念ながらこの本もそうだった。P.48 「コミュニケーションの前に近現代史の知識」なるセクションでは、「修正主義的読み物」からの要約と思しき与太話のみ。痛々しい。

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