聖なる騎士は運命の愛に巡り合う (プリズム文庫)

著者 :
  • オークラ出版
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本棚登録 : 37
感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (291ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784775529447

作品紹介・あらすじ

エスヴァルドの王太子レオンハルトと神官のナザリオの結婚式が終わり、エスヴァルドは王太子妃の祖国・フィオラノーレに財政支援をすることが決まった。
調査のための使者として、エスヴァルドからは王の甥のクラウスが向かうことになり、ナザリオの従者であるティモも同行することに。
 しかしティモは、誰からも好かれるクラウスになぜか苦手意識を持っており、さらには警護のひとりがティモに手を出してきて……!?
 2019年8月刊行にした「王子は無垢な神官をこよなく愛す」のスピンオフ作品!

感想・レビュー・書評

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  • BL。シリーズ2作目。前作の攻の従兄弟と前作の受の従者が今回の主人公となります。前作で残った謎を解明していく話。ティモの健気さに泣ける…。私は前作よりこちらの方が好みかも。ただ、誤植が…私が気づいただけで3カ所あったのが残念。移入していても不意に現実に戻された。例えばティモが「ディモ」になっていたり(涙)。重版する際には直っていると良いなあ。

  • ナザリオに付き添いエスヴァルトに来た使用人のティモは恋破れたクラウスと故郷、貧国となったフィオラノーレを立て直すために視察に向かう
    悪の大司教から幼い子どもたちを救えなかったことを後悔するティモに寄り添うクラウスの純愛

    ドラマチックな流れでした。ティモの苦悩をひとつずつ癒すクラウスの姿と、ティモの奥ゆかしいくらいの心が良かったです。
    ナザリオとティモの生まれと関係性、ティモが必死でナザリオを守る姿に涙します。
    運命の愛を掴みとるクラウスが善きです。

  • 前作のスピンオフだけど、かなりの部分が補完されているので二巻っぽい。やっぱ悪は退治されないとね〜。
    今回は故郷へ帰ることになり、世界が広がって登場人物も増えて面白かったです。前回の悪者が逃亡して行方不明で終わったので、そこ読みたかった〜となった部分の続きで良かった。

  • 「王子は無垢な神官をこよなく愛す」スピン。
    今作でスッキリしたところもあるし色々と感情が忙しかったけど、、読み終わった今、クラウス様へのときめきで胸がいっぱい…っ!!

    誠実な優しい愛情に溢れていて心が温かいです♡

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