辺境伯アルファと目覚めた眠り姫 (プリズム文庫)

著者 :
  • オークラ出版
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本棚登録 : 23
感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784775529737

作品紹介・あらすじ

 剣技に優れ、美貌の侯爵家の跡継ぎ・アシュリーは、落馬の怪我が元で四年の眠りについてしまった。奇跡的に目覚めた世界では、母は亡くなり父は後妻を迎えていて、新たな義弟が跡継ぎになっていた。絶望の日々を送るアシュリーだが、その不幸は続き、とある伯爵家に「男嫁」に出されることに! しかも、その相手は快適な部屋と食事は与えてくれるものの、仕事でそばにいない日々が続くが……!?  

感想・レビュー・書評

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  • オメガバースもの。
    だけれどもそれほどオメガバースは感じさせない話でした。

    剣術に優れ美貌の公爵家の跡継ぎのアシュリー。
    ある日落馬し四年の間眠ってしまって目覚めると…。

    目が覚めると全く状況が変わってしまっていて戸惑い、しかも家族にはお荷物にされてして知らぬ間に結婚を決められていてと切なかった。
    でも結婚相手のクリストファが実は、と唯一の希望で何とか頑張ろうとするアシュリー。
    でもはじめはクリストファの態度に傷つくのが辛かったけど実は子供の頃からアシュリーを、と次第にクリストファの気持ちが分かるようになり好きになっていけて良かった。

    特に何か大きな出来事(最後の方であることはあるけれど)が起きる訳でもないけれどゆっくり時間をかけアシュリーの心がクリストファに通っていく過程が心暖まりました。

    悪い事をしたひとにはちゃんとそれが返っていくのは胸がスカッとしました。

    2人でこれから幸せにと。

  • あらすじをよく知らないまま読み始めたので、アシュリーが攻めだと思いながら読んでいましたが、辺境伯アルファはクリストファでした。
    幼いころ元気なアシュリーに影響されて、小さくて陰気な子供だったクリストファは剣技大会で優勝するほど強く成長します。
    2人が剣の手合わせをするシーンや、2人の子供、それぞれの家族との付き合い方、シルヴァンとリュカの件とか、その後が読みたいです。

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