ラジオドラマ傑作選 シャーロック・ホームズ「響き渡る鐘の音」
- でじじ発行/パンローリング発売 (2009年9月14日発売)
- Amazon.co.jp ・本
- / ISBN・EAN: 9784775928813
感想・レビュー・書評
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Audible利用(0h42m)
●声の出演
・シャーロック・ホームズ/藤原満
・ジョン・ワトソン/佐々木健
・メアリ/富岡由紀子
・トム/岡武史
・ミーコル/石田明日香
・ジリアン/岩田仁
・ラクランド/徳永ヒロ子
・ベル/三上哲
●概要
1940年代にアメリカで人気を博したラジオドラマ版シャーロック・ホームズを日本語化したものだそうです。
「響き渡る鐘の音」は何百とあるエピソードのうち、シリーズ中盤の一作で、コナン・ドイルの書いた『黄金の鼻眼鏡』に着想を得て制作されたとのこと。
●あらすじ
とある地方での事件を解決後、田舎でしばらく静養することに決めたホームズとワトソン。
宿に泊まって3日目の朝、教会から鐘の音が響き渡る。弔いの鐘だ。
よくよく話を聞いてみると、長閑なはずのこの村でおかしなことが立て続けに起こっているらしい。ある男は若い妻を殺して自分も死に、ある年配女性は息子が行方不明になり途方に暮れている。そういえば宿屋の若いメイドもどこか様子が変だ。
女性の依頼で行方不明の息子の捜査をするうち、ホームズとワトソンはある人物の本性を突き止める。
●感想
推理物としてはイマイチ。
ホームズの立ち回りがあまり上手くないような……。ワトソンは軽薄。
ただ、声優さんが皆良くてホームズ物らしい雰囲気をちゃんと味わえるし、話も難しくないので、台所掃除しながらお手軽に聴けて結構楽しかった。人気が出るのもわかるなぁ。
作品の最後に、ワトソン役の佐々木さんによるおまけ解説がついているのが嬉しい。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
オーディブルで聴いてみましたが、臨場感があって面白かったです。
本を朗読するだけだと、セリフに違和感があったりすることがよくありますが、こちらはドラマ版なので、聴いていて違和感がありませんでした。
鐘の音などの効果音も面白かった。
推理要素はあまりありませんが、ホームズとワトソンの楽しいかけ合いが聴けて大満足でした。