エンデュアランス ──史上最強のリーダーシャクルトンとその仲間はいかにして生還したか (フェニックスシリーズ No. 21)
- パンローリング株式会社 (2014年8月9日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (407ページ)
- / ISBN・EAN: 9784775941263
作品紹介・あらすじ
アイルランド生まれの探検家サー・アーネスト・ヘンリー・シャクルトンは、1914年、南極大陸横断を目指し、27人のメンバーと「エンデュアランス号」で旅立った。だが南極へ向かう航海の途上で氷塊に阻まれ座礁、氷の圧迫で崩壊し始めた船を棄てる。およそ17カ月にもおよぶ漂流生活の幕開けだった。寒さ、食料不足、疲労、病気-。およそ生還は不可能という極限の状況下、たぐいまれなリーダーシップのもと、28人の男たちはいかにして全員生き延びたのか。奇跡のノンフィクション。
感想・レビュー・書評
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冒頭の氷に閉じ込められた船から逃げるところで、すでに地獄、、、。
それから信じられないような苦難が続くのです!!
最後には全員無事、ということが分かっているので、なんとか読み進めることができました。
ちょうど入院中に読み始め、小さな島にたどり着いたところで、手術によばれました。
この本のおかげで、手術前のドキドキが、確実にまぎれました。
帰還したあとのメンバーのその後が気になります。
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まさにサバイブ
この極限状態のリーダーシップから
何を得られるのだろうか。
極限状況と距離を置いてしまうのはもったいない。 -
新潮文庫で2001年に発売されている「エンデュランス号漂流」の新しいヴァージョン。
遭難モノは生存者何名とかに話がいきがちなので読むのがツラくなったりするが、こちらは全員生きて帰還しているので安心して読める。
以下Wikiより
摂氏マイナス37度の寒さと乏しい食料の中、南極圏で28人が実に22ヶ月もの間を耐え忍んだ。最終的に、シャクルトン以下6名の乗組員が僅か7メートルの救命艇に乗って、南極海を1,500キロメートル航海した。その数ヶ月後、シャクルトンは残された全ての乗組員を救出しに戻り、一人の命も落とすこと無く全員が生還した。
リーダシップ、苦境にあった時のスタンス、在り様について知りたく手に取る。
「とりぱん」の作者もさりげなく作中にこの本を登場させてます。
「紙葉の家」も出ていたので図書館で借りてみたが、かなりアバンギャルド。
色んな本を読むんですな。