ラルフ・ビンスの資金管理大全 (ウィザードブックシリーズ)

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  • Amazon.co.jp ・本 (662ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784775971185

作品紹介・あらすじ

本書はトレーディングについてのみ書かれたものではない。基本的な数学法則とコントロール不可能なリスクを伴う一連の結果を扱うときに、これらの数学法則がわれわれにどのような影響を及ぼすのかが本書のメーンテーマである。

感想・レビュー・書評

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  • 資産管理を目的に、ギャンブル理論、確率分布などの理論を詳細に示し、まとめとしてその理論を実践するための方法などJavaのソースコードを示して説明している。金融のプロにとっては非常に重要で1万3千円を超える値段設定もなるほどと思うが、一般人にとっては正直時間をかけて読むものでは無いと目次で判断してしまった。まあ自分に合わなかった本という事で点数低めにつけてます。
    あと個人的な意見ですが、あくまで理論は理論。実践にそのまま適用して上手くいくとは到底思えない。もし上手く行くなら全員やれば良いが、実際はそんな事になってないと思っている。

  • なんだかよくわかんないけど、それ食えんの?っていう感じ。

    頭でっかちの人は好きかも。

    途中で断念。

  • 悲しいくらいわからなかったwww
    で、私のオプティマルfを簡単に出してくれるソフトは開発されてないのかな(;´Д`)あったら10マソまでなら迷わず買います。そのくらい、一度に仕掛ける数量が大事ですってコトはわかった。けど、そこまでw無理ぽ(´・ω・`)悲しいなー

  • 理論的な背景はいいから結論を三行でまとめてくれ。そんな本。
    主眼であるオプティマルfについていえばこんなカンジ。

    ①期待値が負のゲームではいかなるマネーマネジメントを用いたところで勝てない
    ②期待値が正のときにリターンを最大化できるのは総資金の一定比率賭けである
    ③総資金に対する最適比率はオプティマルfである

    勇敢なパイロットというか、両手ぶらりノーガード戦法というか、とにかくリターンの最大化を最重視するもんだから、理屈ではそうでしょうがね、なんてトレーダーにいわれる始末。
    独立試行という前提においてはドローダウンという危惧は無意味である。確率的には限界がないため、1/2のコインでさえ20連敗30連敗が余裕でありえるのだから、そんなことを前提に考えたところで何の意味があるの?それよりも、とにかく貴様ら、どうすればリターンを最大化できるかというこのアイデアの素晴らしさをもっと知るべきだと思います。
    てなカンジだから、ま、しょーがないっちゃしょーがないんだろうけど、実践ではむずかしいもんがある。リターン最大化しようとしたら全資金ぶっ飛ばしちゃった、なんて抜かしたらファンドマネージャーなんかぶっ転がされてしまう。

    後半では破産確率やらプロのインタビューなんかがでてくるけど、そもそもからして目的がちがうのだから、いくらすりあわせてみようとしたところでやはり別物でしかない。トレーダーの目的は、資金をぶっ飛ばすことなく、いかに安定的に増やすことができるか、なんだから。

    じゃ、無価値なのかっつったら、そんなことはなく、まえがきにもあるように、トレード手法の優劣の観点が99%を占めていた業界において、トレード手法を一切語らず、どんなトレード手法にも数学的に最適なマネーマネジメントが存在しうると主張したこの本は、新たなものの見方・考え方を獲得することができるという意味だけで、充分に価値がある。

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