最新版 オプション売買の実践

著者 :
  • パンローリング
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感想 : 1
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  • Amazon.co.jp ・本 (345ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784775990278

感想・レビュー・書評

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  • <目的>
    オプションで稼ぐ

    <メインブランチ>
    ●オプション
    オプション市場は数多く存在するが、個人投資家が日本でオプション取引をするには、流動性において日経225オプション(大証)のみ。
    オプションには「現物」と「先物」がある。
    日経225は倍率1000倍の大型市場で取引手数料以上の取引コストがかかる。

    ●買う戦略
    1.キャッシュフローマネジメント
    オプション買いでプレミアムを支払うために流出する資金と、オプションを売ることによって流入してくる資金を管理すること。
    2.ゼロコストオプション
    コストをカバーし、コストをかけないで仕掛ける「買い戦略」のこと。オプション買いはATMを買い、売り戦略はOTMを売る。
    3.OPS
    異なる銘柄を対象にコールとプットを買う戦略。株式サヤ取り。リスク限定。小資金で実行可。
    4.ボラティリティを買う
    (1)低水準のボラティリティのオプションを買い、ボラティリティの上昇を待つ。1〜3ヶ月かけて行う。
    (2)バックスプレッド…ATMまたはOTMのオプションを売り、さらに離れたOTMを売り玉の数倍を同時に買う。

    ●売る戦略
    「ネイキッド売り」リスク無限大、勝率80〜90%。充分な資金力がある投資家のみ。
    リスク管理1.市場を選ぶ 2.トレンド・レンジを絶えず、確認。逆らわない。 3.損切りポイント 4.資金ポジション管理 5.毎日、建て玉チェック 6.割安のオプションを売らない

    ●その他の戦略
    1.NOPS
    時間価値の減少から利益を取る売買手法。デルタを中立に保つ。ネイキッド売り。無限大の損失リスク。
    2.保守的売買戦略
    リスクが小さい売買手法。クレジットスプレッド。カバードコール。プットのネイキッド売り。
    リスクと収益の関係において優れている。
    3.LEAPS
    プット売り。残存期間9ヶ月以上の長期の株式オプションを対象。ゆったり売買したい週末投資家向け。

    <感想>
    比較的、読みやすい。筆者の手法が具体的に書かれているのでイメージしやすい。

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