「のび太」という生きかた―頑張らない。無理しない。

著者 :
  • アスコム
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  • Amazon.co.jp ・本 (177ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784776202028

感想・レビュー・書評

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  • 気になっていた一冊でしたが、さらっと短時間で読み終えることが出来ました。

    ちょっと期待し過ぎていたのかな。

    その分、残念な☆2つになりましたが、夢を持つことの大切さ、夢に向かって努力することの大切さを再認識させてくれました。

    3無主義(無責任、無関心、無気力)にならないように、いつまでも夢を追い求めていきたいですね。

    説明
    内容紹介
    ■■逗子開成中学の3年生が書いた
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    http://bit.ly/aphx58

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    ■ダメダメなのび太が
    “あんな夢、こんな夢”を叶えたワケ

    ドラえもんの短編25巻の『のび太の結婚前夜』で、

    のび太との結婚に不安になったしずかちゃんに対し、
    彼女のパパはドラえもんマンガ史上もっとも心に響く
    アドバイスをします。

    「のび太くんを選んだきみの判断は正しかったと思うよ。
    あの青年は人の幸せを願い、人の不幸を悲しむことのできる人だ。
    それがいちばん人間にとってだいじなことなんだからね」

    この話しを聞いて、しずかちゃんは
    のび太との幸せな結婚生活を確信し、結婚式に臨みました。


    のび太は勉強はクラスの最下位。
    野球の打率は0.01でスポーツも苦手のまったく冴えない男の子。
    ジャイアンやスネ夫はもちろん、地域の子たちからいじめられることもしばしば。
    ママや担任の先生からもしょっちゅう叱られています。

    そんなのび太がゆくゆくはクラスのマドンナ・しずかちゃんと結婚し、
    映画では、大活躍してヒーローになります。
    困ったことがあると、誰かが助けてくれる。

    どうしてのび太は、努力もせず、人生の「勝ち組」になれたのでしょうか?
    ダメな奴の代名詞だったのび太が、
    将来、次々に夢を叶えることができたのはなぜでしょうか?

    そんなのび太のように、
    頑張らない、しがみつかない、ゆるく生きる、
    でも人生を楽しみながら夢を叶えるコツを
    本書『のび太という生きかた』では解き明かしていきます。


    著者の横山泰行先生は、富山大学教育学部の名誉教授。
    「ドラえもん学」を研究しています。
    6年間にわたり、年平均2000時間継続して「ドラえもん」を調べていく中で
    全作品を50回以上読み、「吹き出し」「ひみつ道具」「登場人物」「事項索引」といった
    データベースを作成。それらにもとづいて、のび太の言動を詳細に分析してきました。


    横山先生は言います。
    「私は“ドラえもん学”を研究していく中でのび太という男の子は、
    じつは想像以上に人生を上手に歩んでいるのではないか、と思ったんです」

    一見、何もかもうまくいっていない子という印象ののび太ですが、
    後半で発表された大長編の冒険では、彼は友達に信頼され、
    ときにはドラえもんに代わって集団の中心人物として
    リーダーシップを発揮することもしばしばです。

    勉強や運動はたしかに苦手ですが、
    どんなにドジでノロマであると言われても、
    集団のかけがえのない一員として認められています。
    あの
    著者について
    横山泰行(よこやまやすゆき) 1942年岐阜県生まれ。1976年東京大学大学院教育学研究科博士課程単位取得退学。フルブライト交換留学生(ペンシルバニア州立大学)。現在、富山大学教育学部教授。生涯スポーツ専攻。教育学博士。ドラえもんアナリスト。登場人物が夢や悩みなどにどのように対応し、解決したかを考え、人生を豊かにする創造的営みを模索する「ドラえもん学」を研究。
    1999年4月、富山大学にて単位認定のない自由参加型ゼミ「ドラえもんの世界」を開講。ドラえもんの誕生日である、同年9月3日にホームページ「ドラえもん学コロキアム」を開設し、「ドラえもん学」を宣言。2004年6月、高岡市中央図書館と富山大学研究室に、1344点の雑誌初掲載時の作品のコピーと初版の単行本を置いた、「ドラえもん文庫」を開設。主な著書は「ドラえもんの謎」(渡部昇一共著・ビジネス社刊)。

  • タイトルが魅力的だったから、つい読んでみたいと。ドラえもんも深読みすると奥が深い。真っ直ぐな気持ちはいくつになっても大切ということかな。

  • 私はのび太が嫌いだった。なまけ者で努力をせず、いつもドラえもんに頼ってばかり。
    ところが、この本を読んでその印象が変わった。著者はのび太の『やる気』や『努力』『前向きさ』をまんがの中から次々と証明して見せるのだ。
    何でもものは考えようなんだなー、と思うところもあるが(笑)、著者のポジティブシンキングこそがこの本の読みどころなのかもしれない。

  • のび太の生き方について知りたくて読書。

    著者はドラえもん学の研究者。まじめに分析し、解説しているのが少し笑えてしまう。
    人間のび太の魅力からいろいろな要素を考えさせてくれる。

    原作を読み返したくなる。

    本書の参考文献から私にはしっくりと落とし込みやすいメソッド。

    読書時間:約1時間

  • 研究室にあったので読んでみた。
    半ば無理矢理と感じるほどポジティブにのび太の生き方を捉えており、どうしても理解できない部分が多かった。笑
    これを読んですんなり納得できるほどポジティブに物事を捉えることができるのであれば、別にのび太という生き方じゃなくてもなんでも楽しく生きていけると思う。

  • あやとりと射撃の才能‼
    将来しずかちゃんと結婚‼

    勉強とスポーツができなくったって全然ダメ人間なんかじゃない

    人の幸せを願い、人の不幸を悲しむことができる。おばあちゃんとの約束は守ってるし、動植物にも優しい。
    そして映画ののび太はとてもかっこいい‼‼
    ドラえもんは、みんなにもいる

    2112年まで生きてみたい‼w

  • 富山大学教授である著者がドラえもんから読みとく、のび太論。
    ダメなイメージが先行するのび太ではあるが、
    人生の生き方として参考になる、見習うべき点を記した内容。

    よくぞここまで良い見方したなと思える位、のび太を褒めちぎった内容ではあるが、
    書かれていることには不思議と納得できる。
    それだけ見習うべき点が多い証左なのだろうと思う。

    引き合いに出された話が文字だけではなく漫画で読め、
    更に、あくまでの著者の主観である本書に対して、
    関係者からの意見・コメントがあったら、より良い本になったのではなかろうか。

  • タイトルと帯を読んだだけでは、ふざけた本かと疑ってかかったが。
    中身は大真面目な大学の先生の著作でした。

  • 誰もが知っているドラえもんを新しい観点から分析していて、面白い本だった

    子供から大人までを魅力するドラえもんは、単なるマンガという枠を超えていて、その裏側には大きなメッセージが隠されていた。

  • 気楽に、理想を声に出そう。
    誰にでも、優しくしよう。

    まさかのび太から生き方を学べるとは。。

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