生き残るヤツの頭の働かせ方~20年間無敗の雀鬼が明かした本質洞察力~ (アスコムBOOKS 1)
- アスコム (2010年5月17日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (189ページ)
- / ISBN・EAN: 9784776206040
感想・レビュー・書評
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楽しく生きる
周りが動きやすくする
感覚を大事にする
諦めた時に何かが生まれる
周りに感謝して生きる
これらが大事で自分オンリーではなくしなければいけない、ではなくしたいからする、ということが大事だと思いました詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
雀鬼こと桜井章一氏の新刊。
語られている内容は、その他のエッセイ(的な文章)と大きく変わる物ではない。
全面的に100%mまったくもって、無条件に賛同できる内容では無いにしろ、大半は共感できる。
「楽しんで仕事をして何が悪いんだ?」
という疑問は私も同じ思いだ。誰か論理的に反論してみて欲しいところだ。 -
2012/07/21
車中 -
エースの系譜の中で何度も引用されてたので読んでみました。
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雀鬼の生きる上での考え方の軸が書いてある。参考になった。
● 勝つとは奪うことである。勝てばいいというものではなく、奪いに来た敵から自分や周りを守るための強さを持つこと。
● 会社に文句を言うならいつでも辞められる力を身に着けておくこと。檻から出て自分で獲物を見つけられる強さ。
● 緊張というのは1点にとらわれている。まずは自らが「1点にとらわれているな」と気づく。さらに気づいたらその1点から対象を広げていく。それで、プレッシャーをコントロールする。
● 成功した者からでなく、失敗した者から学ぶ。上からではなく、下から学ぶ。
● 世の中にはいいことも悪いことも両方おこる。誰のせいでもない、それが当たり前。天気と同じだと思えば、腹を立てたり、他人のせいにしたりしなくなる。
● 権威者が作った基準で、いい悪いを考えると間違った方向へ進んでしまう。楽しいか、楽しくないかを基準に考えればよい。また、楽しくないこともあるが、楽しく考えること。
● 迷ったらすでに敗北
● 自分も含めて、相手もよくなるという考え方を持つ。麻雀で自分だけが勝つのではなく、その台がいかにきれいに打っているか、楽しそうに打てているかが大事。 -
桜井章一の本は何冊も出ているが、話の内容はまったく一緒なのだろうか?
桜井章一の本を何冊か読んだことがある人なら、少なくともこれについては読む必要はないだろう。 -
楽しむことができれば本質が見えてくる。
アイデアも生まれる。
人に不平を言ってストレスを解消するのは楽しんでいない証拠。
恐怖心、宗教は自分が作り出している。 -
裏麻雀界で20年間無敗を打ち立てた伝説の雀鬼、桜井章一氏による、生き方指南本。
画一化された価値基準を打破し、自分唯一の人生を歩むための考え方を桜井氏の観点からアドバイスするもの。
一例として、現在巷にあふれている啓発書にモノ申している。
啓発書では、計画を立ててそれに進むことを推奨しているが、桜井氏はそれを否定する。 それは人それぞれなので、価値観の一方的な押し付けは良くないという。 啓発書を一般論で丸めてしまい、その様な書籍全般を一蹴するのはどうかと思うが、優等生だけでなく色々な層の人間を見てきた桜井氏だからこそ思いに至ることが出来る考え方なので参考になった。
桜井氏が読者に訴えたいことは、人間は変化の中に生きている為、やわらかい考え方、生き方をすることが必要ということ。 桜井氏が本書で述べた金言で参考になる部分は以下の通り。
■やわらかく生きるためのキーワードが、「臨機応変」「適材適所」「柔軟性」。
■状況も変化すれば、人も変化する。 人が言うことが変わるのも「変化」である。
■自己、自我へのこだわりを捨て、他人を常に認識する。
■社会の常識というものに自分から合わせて、進んで社会の奴隷になっている。
■気付いた人が気遣いをする。
私見ではあるが一つのものを深く極めると自然の摂理が見えてくると考えている。 桜井氏の言葉は粗削りだが、麻雀を通して体感してきた人生の本質というものが窺い知れる。