家族のお金が増えるのは、どっち!?

著者 :
  • アスコム
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本棚登録 : 257
レビュー : 27
  • Amazon.co.jp ・本 (214ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784776208655

感想・レビュー・書評

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  • 前作『お金が貯まるのはどっち!?』の家族編。
    元メガバンク支店長の視点で、お金の考え方や銀行をはじめとする金融機関とのつき合い方や選び方について書かれた一冊。

    生活するうえで切っても切れないお金でありながら、日本では話題にすることは憚られるような風潮がある。しかし、自分のお金だけでなく、家族間のお金や親子間でもお金をしっかり把握しておけば、あとで苦労することもなくなり、みんなが幸せになれる。お金の知識、増やしたいと思う気持ちは、隠す必要はないと思う。

    今回の著書を超簡潔にまとめると、親、夫婦、子どもとお金について話すことで、お互いがどれくらいお金を持っているのか、知ったほうがいいという内容だった。

    特に親世代(60代~)が所有する金融資産は日本全体の金融資産の3分の2にもなる。多くの親は子どもや孫にきちんと相続したいと望む一方、お金の話をすることはほとんどない。
    子どもから親に生命保険や相続の話を持ちかけると、縁起でもないと怒られそうで、なかなか子どもからも聞きにくい話題になってしまっている。

    しかし、この金融資産を虎視眈々と狙っている人たちがいて、「資産運用しませんか?」「せっかくの資産をただ眠らせておくのはもったいないですよ。」「現金のままだと、インフレになったらお金の価値が下がってしまいますよ。」と自分たちが手数料で儲かる金融商品を勧めてくる人たちがいる。そう、銀行をはじめとする金融機関だ。

    親世代は、子どもにはお金の話をしないのに、この金融機関とお金の話をすることには警戒心はあまりなく、勧められる金融商品を買い、多くの人は目減りして損をしてしまう。そして損をした引け目から、また子どもに言いにくくなってしまう。

    実際、親とお金の話はしにくいのであれば、今流行りの『エンディングノート』を使い、「まだ早いかもしれないけど、自分も書いてみたんだよ」と自分のエンディングノートを見せながら、親にも興味を持たせる。できれば、これからの親との過ごし方も含めて、話し合いながら作っていけば、自然に親とお金の話ができるのではないか。

    決して銀行の金融商品が悪いということではなく、運用の上限を決めたり、相続する人と相談しながら運用したほうがいい。

    "天は、人の上に人をつくらず、人の下に人をつくらず"
    の一節で有名な福沢諭吉の『学問のすすめ』には、
    "人は、生まれながらにして、貴賤貧富の別なし。
    ただ、学問を勤めて物事をよく知る者は、貴人となり、富人となり、無学なる者は、貧人となり、下人となるなり。"
    とある。
    お金について学ぶことや、家族で話せる環境をもつことで、所有することができる金額は大きく変わってくる。
    お金は決して、人を不幸にするものではない。しっかりと向き合って、知識を増やし、オープンに話し合えば、必ず自分や家族を幸せにしてくれる有益なものになるはずだ。

  • 軽いマネー本を沢山読んでいます。こちらは他の本と切り口が全く違って面白かったです。家族のお金。

    信用金庫、信用の連結。

    でも転勤族だとメガバンクになっちゃうよな〜。
    あと社内貯金的な所が一番利回りが良いから、それがメインバンク?になっちゃってる。銀行口座は勿論持っていますが、引き落としの為にお金が通過しているだけなんだよなぁ。福利厚生が充実した職場の場合は借り入れも職場で可能だから要らないなあ。作者さんの地域に根付いた退職ライフに憧れます。不労所得が有って悠々自適。羨ましい限りです。

    退職後の参考にします。

  • SOS

  • 最近この手のマネー本をせっせと読んで、今後の我が家の参考にしたいなと思っているところです。
    とてもやさしい語り口で読んだ直後はとても参考になった気分にさせていただきました。

  • お金との付き合いかたを間違えると家族関係にヒビが入るリスクがある。
    配偶者とだけではなく、自分の親ともお金について話せるようになろう。そんな話ができる関係を作るためには日頃から家族とコミュニケーションを取り信頼関係を築くのが大事。

  • 『お金が貯まるのはどっち?』と同様に、お金にまつわる質問ー回答という形式になっている。本書は、家族間でのお金の問題に焦点を当てたものになっている。自分とパートナー、自分と親、自分と子供、との関係性の中から、お金とどう向き合えばよいのかということについて書かれてある。
    お金のことについては家族間であっても話にくいものであるが、きちんと話し合ってブラックボックスを作らないことが重要である。そして、普段からお金について相談できるような信頼関係を築いておくことが重要である。
    夫婦間でお金の流れを可視化し、不透明にしておかないことや、子供にお金の教育をしていくことは実践可能だろう。しかし、老いて自身の価値観が固まっている親に対して、どこまで本書の内容を実践できるかは分からない。実戦可能で有効な手立ては、「親になにかあればこちらにも教えてくれ」と銀行に釘を刺すことだろう。70歳以上の「高齢者取引」というコンプライアンスも頭の片隅に置いておいたほうがいいだろう。

  • 4、50代向けに書かれた内容で、少し早かったかなとは思ったけど、すごく新鮮で楽しかった。
    確かに親がいくら持ってるのか、はたまた持ってないのか、知らないし聞いても教えてくれなそうだなぁ。
    チマチマ節約ではなくて、企業の経営者とかそういう上の立場になる人に育てるには、とか、長い目で見たお金の増やし方、使い方、を子供に教えていかないとな。考え方とか。子供は目に見える職業しか知らないと、かいてあったけど、大人でも充分そうだ。見えない仕組みやお金をもらっている人がいて、どうしたらそっちになれるかな?と考えるのは楽しそう。

    あと結局、親子、夫婦、どちらにしても、お互いに興味関心を持って日々コミュニケーション取ろうという、基本に帰るのが一番良いようだ。

    著者は銀行の元支店長だけあって、お金の性質と人間の心理、よく知ってるな〜怖いな〜と感じた。

  • 29.5.12

  • お金が貯まるのは、どっち!? の続編。菅井さんの考え方は好きで、信金に口座作ったり、参考にさせてもらっています。今回は家族の話とウェットな内容ながら色々役立てたい内容でした。

  • 家族間でお金のことを話し合える環境をこさえないとね。

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プロフィール

元銀行支店長

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