ぼくのきしゃポッポー

著者 :
  • ビーエル出版
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本棚登録 : 112
感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (1ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784776404989

作品紹介・あらすじ

ぼくのきしゃが、ちゅうおうえきにはいりまあす、シュッシュッポッポー!おきゃくさんは、カモさん、ひつじさん、おさるさん、くまさんです。さいごのおきゃくさんがおり、きしゃがほっとしていると…おや、まだだれかのっています。

感想・レビュー・書評

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  • おもちゃたちを乗せて、お部屋の中を走る汽車ポッポ。
    金魚鉢や絵を停車駅に見立てたり、ソファーのクッションを山に見立てたり…夢中で乗り物を走らせて遊んでいる子どもの目線ってこんな感じなのかなぁと思いながら楽しめた。
    優しいタッチの絵とお話がマッチして、親子の時間にほんわか寄り添ってくれる。
    おさるのジョージ似のおさるさんに2歳8ヶ月の息子の反応を期待してみたが空振りw

  • 1歳11か月

    2歳3ヶ月
    ストーリーを楽しんでいる。

  • ぼくのきしゃが、ちゅうおうえきにはいりまーす!
    カモにひつじ、おさるさん…とみんなを乗せた汽車は、椅子の鉄橋をくぐって出発進行。
    金魚鉢の池ではカモさんを降ろし、絵画のポピー畑ではひつじさんが駆けていき…。
    お部屋中を走り回る楽しい汽車の絵本。


    優しいがしっかりした色使いで、おもちゃたちを生き生きと描く。
    上から、横から、といろいろな目線からの絵で、汽車遊びの楽しさが伝わってくる。
    またラストがよく、読後感が嬉しい。
    乗り物好きの子にオススメ。


    題材はごっこ遊びなのだが、「ぼく」の空想の中なのか、実際に汽車におもちゃを乗せて遊んでいるのか判然としないのが気になる。
    どっちにでもとれるので、逆に話に入り込みにくいのが残念なところ。

    あまり読み聞かせには向かない文なので、自分でorおひざで読む用に。
    年長〜低学年向け。

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著者プロフィール

岐阜県大垣市生まれ。1971年、旅行で訪れたパリにそのまま移住。その後独学で絵を学ぶ。こどもの世界をあたたかく、生き生きと描き、世界で出版された絵本は70冊を超える。『春のうたがきこえる』(偕成社)で講談社出版文化賞絵本賞、『はしって!アレン』(偕成社)で第28回サンケイ児童出版文化賞美術賞など、受賞多数。『じゃがいもアイスクリーム?』『こうまのマハバット』『カイマンのダンス』など、世界各地を旅してその土地の子どもたちとの交流や暮らしを描いた絵本のほか、『とんでいきたいなあ』『ぼくのきしゃポッポー』『ハナちゃんのトマト』『ペンギンのパンゴー』(以上、BL出版)など多数の作品がある。

「2023年 『ぼくのともだちガムーサ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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